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♪大事な話 真剣な話  したいと思ってても  君に会うと馬鹿話ばかり

「言ってることもやってることも良くわからない」 君は言ったね そりゃそうだ 僕もわからないのだから♪

 

シャワーを浴びててきとーに体を洗って3分で上がる。

様「あらぁ〜、はやいねぇ。カラスの行水だね」

僕「僕なんて3日くらい風呂にはいらんくらいがちょうどいいっす」

様「また〜、そういうこという」

 

てか、お母様と僕の会話がメッチャ多いね。びっくりだ。

僕「というわけで寝巻きなどなどすみません。寝ます」

様「まっすぐね」

 

というわけで布団を敷いていただいた部屋にまっすぐ入る(ということにしておく)。

日経新聞を読み終えたところで、このままでいいのか、ってことでちょっとメールを入れてみる。

「寝られました?」

音信不通「返信がないのは、眠っていることを意味する」

なるほど。寝ているわけであるなぁ〜。僕も寝よ。

よっぽど夜這いを決行しようかと思ったけど、血を見るのが怖くて、やめました。

 

足利尊氏はどんなに飲んだときでも夜寝る前に必ず瞑想をしたらしいけど、僕はこの日もしました。普段しないこともあるくせにね。

 

で、朝

「藤原君起きなさいや」

「はい」

6:30頃起こされる。ちょびっと早い気がするけどまあいっか。顔を洗い、心を洗い、神に懺悔(これ冗談に聞こえるかな)をしたところで食堂へ。

 

「おはようございます」

「はいおはよう。○○ちゃんは昼まで寝とうけん、一人で食べてね」

「あ〜い」

「朝はなにを食べられますか?」

「といいますと?」

「ごはんかパンかケーキか」

(パンはともかく、ケーキとは…。マリーアントワネットだね)

「ごはんをいつもは食してますけど」

というわけで、ごはん、味噌汁、目玉焼き付け合せにほうれん草いため、漬物を食べる。

 

「ほんとに○○ちゃんは飲んだくれでこま〜わ」

「飲んだくれですかね」

「そうだわね。毎日飲んで」

「はあ。忘年会では飲まれなかったみたいですが」

「極端でねぇ」

「おかげで昨日はごいっしょさせていただきまして、ええ、ありがとうございます。では、時間ちょっと早いですが、出勤いたします。ごちそうさまでした」

祝!初朝帰り、といいたいところだけど、職場に直行しているから朝帰りじゃないね。

 

しばらく日が流れて、アネ様の会社で働いたりなんやかんやする。

 

僕も暇だからね、こんな話を作ってアネ様にお見せいたしました。

 

大切なもの  

 

ラストでタネ明かしをしているから、なんの話かわかるだろうなぁ〜と思ってましたが、へんな誤解を与えてしまって音信不通になるかもなぁ〜って心配もしてました(なら見せんな!!)。

「意味わかりました?」

ってメールで聞きましたらこんなメールが即返って来ました。

 

Mail System Error - Returned Mail

次のあて先へのメッセージはエラーのため送信できませんでした。

送信先メールアドレスが見つかりませんでした。

メールアドレスをご確認の上、再送信してください。

The user(s) account is disabled.

 

うわ!着信拒否にされてる!?パソコンからは?同じく!!あらら、どうも最近の人間関係っていうのはすぐ崩壊するものであるなぁ〜(実感こもりまくってます)、という感想を抱いて涙で枕をぬらしつつ半日暮らすとアネ様から電話が、あれ?

「あ、もしもし?」(なぜかいつも疑問形な気が)

「はい、もしもし」

「私にメール送られました?」

「はあ、送りましたけど、送れませんでした」

「携帯止められたんですよ」

「は?」

「支払いをしてなかったら止められたんです。すぐそうなるらしいんですよ、支払わないと」

「ほお」

「で、あの話どういう意味なんですか?」

「あ、朝送ろうとしたやつ送るんで考えてくださいな」

 

最初その時働いていたところの女性かと聞かれる。やっぱそう来ますか。人じゃないよっていうと、「ますますわからない、イライラしてます」って言われる。みんなにイライラされますね、この話。それでも2時間後答えを出される、ってクイズじゃないんだけどね。ちなみにその子の兄弟(?)とアネ様も関係を持ってらしたみたいで。なにも言わずに決めてたら面白かったかな。

 

いよいよクリスマスへ(半忘れ)