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待ち合わせはパラオで。11時に待ち合わせするも、連絡なし。

まだかしらん
約束の時間
過ぎている
(携帯を見て
周りを探す)
×10

11:15にメールが届く。みると、2通メールを受信したようだ。1通目は圏外だったため受信できなかったよう。

圏外の
癖がついた
携帯は
パラオの中でも
受信不可能

で、本屋で会うことに。

本屋にて
待ち合わせする
パタパタと
いう足音で
あの子かと思う

とりあえず服を見立ててもらおうかと服屋へ。

「はいはいはい
動いて動いて」
服屋にて
服を見ていて
なぜかせかされ

で、なんだかよくわからないので、車でとにかくどっかにいくことに。はなっからI子さんは僕の車で行こうと思っていたらしいけど、車の前で念のため、どっちのでいく?と聞いたら僕のでいいようで。Y氏としてはI子さんが僕のポンコツカーなんかに乗った事は驚きだったらしい。が、後日の話によると、やはり厳しかったらしい。

さて、今回のツアーのプランは

「恥ずかしく
穴があったら
入りたい
水の流れに
体をまかせて」
(↑特に意味なし)

で、佐田の須佐大社、塩井(島根名水百選)、八雲風穴、「福寿泉」(島根名水百選)、三瓶自然館サヒメル(プラネタリウム付)、小豆原埋没林(地下13メートル)を回ると言うもの。

で、出発。

「緊張すると私も口数少なくなるの。案外隣に座っててもメールをやり取りしてたりして(笑)」

とおっしゃっていましたが、車中での様子は、

おしゃべりを
しまくる君とは
反対に
照れると僕は
無口になって

大滝詠一の「魔法の瞳」入り。でもファンじゃないですって。

おしゃべりをされたのは無言の時間になるのが気まずいと思われ、気を使われたのでしょう。

「ごめんねぇ
それだけなんだ」
オチがない
話も結構
いいんじゃないの?

話にオチがないことを気にされているようでした。でもそんな話にオチなんてつけないといけないものでしょうか。だとしたら笑いのまったくない僕の話は罪ですね。

八雲風穴に行く前にコンビニへ。

「休日は
食べなくたって
平気なの」
カフェオレだけで
コンビニを出る

あまり食べない、飲まない人のよう。燃費がいい車が好きな僕にはたまらない、のか?

須佐大社に寄って、塩井の水(塩の味がする、はず)を飲み、おみくじを引く。僕は小吉、I子さんは大吉。

転居 いそげ

とか書いてあったため、
「引越ししなきゃ」
とおっしゃる。

おみくじの
言葉を信じ
行動に
移そうとする
君の素直さ

道中、細木和子の話をされる。

八雲風穴到着。建物の中に入った後、裏手にある、野外なのにすごくすずしいところでお昼、雑談。

「天然の
自覚症状
あるんだよ」
単語の使用が
また天然で

I子さんと同じく、天然な子の話もされる。

「その子『も』ね
面白いメール
打つんだよ」
『も』ということは
僕『も』の意味か?

「晴れの日に
なると思ってた?」
「うん、なぜか」
「わたしもそう」と
木漏れ日の中

2人とも天気予報を見てなかったようであります。実はこの歌はいいなあと思ってます。いまでもなんとなく木々のあいだから木漏れ日がさす、テーブルに座った時の光景が脳裏に浮かびます。

「職場でも
つっこまれるの」
さもありなん
ぼくはしゃべらず
つっこみ担当

雷で焼けた桜の木を見たり、福寿泉で水を飲んで出発。

オモイリテ
ヤマネコいじり
「ゆずマンを
私も買おう」と
はしゃぐ車内

オモイリテヤマネコを「えいっ、えいっ」って叩かれたので、「ごるぁー」と怒鳴っておきました(ホント)。ちなみにゆずマンは「ゆず」のファンクラブグッズらしい。オモイリテヤマネコは言うまでもなく川本真琴ファンクラブグッズである。

佐田から三瓶へ向かう途中で。

「この辺の
地理弱いの」と
地図を見る
「僕もです」って
さまよう車

「今はどこ?」
「わかりません」と
断言す

まあついたからいいんじゃないっすか?ていうか、ずっと知っている道でした。

三瓶自然館サヒメルの近くへ行ったとき、aikoとゆずがいっしょに歌っている曲が流れ、「aikoいいなあ(ゆずと歌えて)」とおっしゃる。

ゆず、aiko
一緒に歌う
曲を聴き
互いに歌手を
うらやましく思う

というほど僕は実はaikoに入れ込んでいない気がする。


サヒメル内へ

土偶見たいな物がうつっているポスターを見て、

「ねえ?ねえ?ねえ?
これかわいく無い!」
何度でも
同じポスターで
無邪気にはしゃぐ

I子さんはプラネタリウムを初めてみたようです。島根の自然を写した映像と夏の星座という二つの番組を見る。なにげにI子さん寝てましたな。

その後館を巡っていると、糞ころがしみたいなものが展示してあり、じっくり見ていたら「今までで一番興味を持ってみてるね」とつっこまれた。

で、外へ。

小豆原埋没林へ向かい三瓶をおりる。

「専門学生のころは常に女友達と自転車に二人乗りして遊びに行ってました」
などと話される。

二人乗りの
話を聞いて
この長い
三瓶の坂を
ゆっくりくだる


埋没林着。受付で説明を受ける

こちらには
蓮池あるとの
説明で
ふたりで拉致の
ひどさに同意

蓮のある池と、拉致された蓮池さんをかけて話をしたわけですね。あんまり馬鹿ばかり言っていたためか、

「受付の
人の話を
聞いてたの?」
「もちろん」と答え
道間違える

水曜だったのでお客さんが他には一組だけしかいなかった。

埋没林
見どころ、人も
少なくて
心配したが
君はよろこぶ

埋没した木の根っこのところまでずっと地下に向かって歩いて行く途中に身長の話をする。僕はなぜかI子さんは170センチあるかと思っていたけど、聞いてみると161センチ。

身長を
聞いて驚き
向かい合い
2人の背丈を
比べる、わけなし

向かい合うなり、背中を合わせるなりして比べたいものであることよ、っていう歌。I子さんは「ほら、私こんぐらいだよ。十三センチ違うよ」となぜか必死な感じで壁に向かい、自分の身長を手で示された。

そして見学終了。飲み物飲みますか?と聞くと「いいです」と言われる。飲み物も飲まれないようだ。

あまりにも
飲み物飲まない
君を見て
あまり飲まない
僕も気になる

後から考えると僕も飲んでなかった。

車で大田に出て、出雲へ帰る。気がつけばゆずのCDしかかけてなかった。CDに大滝や川本やaikoを入れて持ってきてましたがゆずが良いようだったので、BGMはずっとゆず。

大滝が
君のこころに
届けばと
編集するも
一度も流さず

大滝も
川本ならびに
aikoさえ
一度もかけずに
今日ゆず尽くし

あの人の
心を占める
大型の
ゆずのポスター
少しく嫉妬

↑なごり雪で有名な「いるか」の「十九の春」から思いつく。

そして、出雲市内に入ったときに、車の電気系統の故障、以前エンストしたことなどを話したら、

「今回は
車を出して
くれたから
次は私の
車で行こう」

そう聞いて
車のことは
考えず
次また会える
それだけを想う

図らずも次も会うことができることを知れてうれしかった、という歌。

この後もどこかへ行こうかと思ったけれど、ツアーは解散することに。

お金はない
時間はあるけど
お金はない
今回の費用
1000円ちょい

バナナ150円、のど飴100円、風穴100円、サヒメル埋没林750円


後日

「い」と打てば
すぐに出てくる
あの子の名
携帯にすら
予測されてる

携帯は予測変換機能をオンにしてます。名前を何回か打ったため、「い」と打つと一番頭にI子さんの名前が来ます。

エアコンの
ボタンを押して
助手席の
昨日のあの子の
残り香が、ふと

次の日車のエアコンをつけるといつもと違う匂いがして、ああ、と思ったってもの。一番か二番目に思いついたもの。

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