大阪、京都旅行

またもや大阪に日帰り旅行、第3回目。

連休でもない925日の休みに大阪へ行ったのにはわけがありまして、「925日に大阪に行きまっせ」と僕のナンパの師匠に言った8月末の時点では、9月初めから9月末までは選挙の行方、そして選挙後の日経平均株価の推移を予測し、今後どういう資産運用をしていくのかについて考えていくつもりで、仕事はなにもしないで、9月末から鉄工所で働き始めるはずだったのです。が、「やっぱ雇えないわ」と言われたため、9月上旬から別のところで普通に働き始めたため、たった一日の休みに大阪に旅行をすることになったんです。それならそれでまた暇な日に日にちをずらすとかすればいいのではないかとおっしゃられるかもしれませんが、9月の初旬の時点で兄を連れて行くことになっていたのでそれも不可能だったわけで。でも前も、その前も日帰りだったのでなんてこたぁないですがね。1回目なんて、行きも帰りもほとんど下道を通って行ったので往復で16時間くらいかかってましたね。いや〜、あの頃は若かった。

さて、出発は6:30。もうすこし早く出るつもりだったけれど、白檀の香水が見当たらなかったために10分程度遅れる。結局なかったため睡蓮のそれを使用。ちなみに哲学用語の止揚とは、「二つの矛盾した概念を、いっそう高い段階で調和統一すること」だけれど、\(^_)ソレハ(_^)/コッチニオイトイテ、話を続けます。前日に車にETCをつけたのでわくわくしながら木次、三刀屋インターのETC専用レーンを通過する。うわ〜、初めて自分でETC専用レーンを通過するわ〜、とドキドキしようと思ったら、1年位前にも使用していたことを思い出して、冷静なテンションで通過。通貨といえば、この2005年9月25日はプラザ合意から20年の日、その話はマタ(_-)/コッチノホウニ・・・(/ロ゚)/アレドコニイッタカナ?

兄の話を左耳から右耳へと通過させながら順調に走る。

「ところで今かかっているCDはなんだや」

「あっ、これ?職場のうつく(以下ほめる言葉が延々と続くが略)、という女性がパンの作り方を習ってるって聞いたから、負けてなるものかって買ったCDなんだけど」

「はぁっ?」

「歌っているのが「pang」、日本語的に読むと「パン」なの」

「しょーもな」

「一人のバレー選手目当てに大阪まで行く人間にいわれとうないわ」

そうこうしているうちに米子インター着。米子インターでもETC専用レーンをかっちょよく通り過ぎようとしたら、前の車がETCの機械が壊れたか、はたまたはなっから付いていなかったためか、車を止めて降りて通行券をとってゆっくり車に戻り出発するという芸当を見せ付けられた。

パタリロの主題歌でノリノリになり、川本真琴でハイになり、明日のジョーで灰になりながら大阪の蛍池で兄と別れる。ナンパの師匠とは十三っていうところで待ち合わせる。日経新聞を読むとちょうど京都でのオススメスポットランキングが載っていた。ちなみに先週遊覧船に乗ろうとした時にはオススメの遊覧船ランキングが載っていた。おそるべし日経。

「おう、オサム(サにアクセント)。やせた?」

「あっ、わかりますぅ?ダイエットに成功したんですよ。」

などといいながら京都行きの阪急電車に乗る。今日の目標はだれがなんと言おうと「桂離宮」なんです。別に誰もなにも言わないでしょうが。ちなみに僕の好きな食べ物は麺類です。麺類の中でも何が一番好きなの?と聞かれたら、誰がなんと言おうと、ぼたもちと答えます。

「ところでなんで桂離宮なの?」

「外国の庭園雑誌が日本の日本庭園のランキングを毎年発表しているんですが、そのランキングの1位が3年連続で足立美術館なんですよ。僕は庭園らしい庭園へは足立美術館しか行ってなくって、足立美術館に来る人たちが口をそろえて「やっぱきれいだわぁ」「整備されているわ」「それにつけてもおしりがかゆい、ギョウチュウ検査はまだかいな?」とかというのを聞くと(そうなんだ。これがすごいんだ。よう分からんけど。僕は美的感覚が欠如しているのかなぁ)って毎回思ってたんです。それで、では同じランキングにはいているところはどのような状態なのだろうと最近島根の平田市にある寺の庭園に行ったんです。そこはたしか11番目くらいだったかなぁ。で、行ってみたら絶句するくらい足立美術館との差が歴然としていて、落胆したんです。1位以外はみんなそんなにレベルが低いのか?ってわけでそのランキングで2位である桂離宮に行き、検証せねばなりますまい、と思いこちらに来たわけなんですが。

 

などといっている間に桂離宮の入り口付近へ。

「こないだ御所とかいったけど、ああいう皇室関係のところって休みが結構あるんだわ。」

「へぇ〜、って、ここも皇室関係らしいですね、しまっちゃってるじゃないっすか。何しに京都まで来たのかわからなくなりますね。」

 

とか言いつつまた駅に向かって歩く。途中でさびれた神社を発見したので合法進入する。

「どうかいねぇ、この神社の建物の配置は」

「う〜ん、マンダム」

境内の中には真ん中がスッカスッカになっている木があった。むくろじの木だったかしら。木の下から空が見えるようになってしまっていて、木で残っている部分は10センチくらいだったろうか。木によってうろとかが出来やすい木ってありますよね。

「いや〜、すごい木ですね。これを見ただけでも京都に来たかいがありますね(笑)」

と冗談めかしていったら、

「おまえの恋愛成就はかなり先になりそうだな」

ってその筋の専門家に断言されてしまう。そんなにふざけたこといってない気がするんだけど。

「そういえば清水寺の奥に恋愛成就の寺がありましたね、ってどこにでもあるか。さて次はどこ行きましょ。どっか庭がいいとこありますか?」

「そうだなぁ〜、他の場所なら何箇所か近くに見所があるけど、ここは桂だからなぁ。桂離宮がしまっていたらどうしようもないから、電車でどっか移動すっか。」

「ラジャ」

なんのかんの話していたら嵐山にあるという京都5大山(?)の筆頭だったという天龍寺(?)の庭と天井画を見に行くことになる。

 

電車の中では自分が作ったHPの「口裏あわせ」を添削していただく。

評価「長いなぁ〜。」

笑いはあまりなかったよう。

嵐山へ