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♪キミの言葉一つ一つ、いつでも取り出せるのに、大事にしまっとくけど、もっと頂戴〜♪ mawari

 

12月25日クリスマス。ところでイブとクリスマスはどっちがメインなのだろう?ちなみに昨日スーツにスニーカーで怒られたので、今日はジーンズだけど、革靴はいてみました。が、終始ツッコミナッスィング。

 

この日は4時くらいまでアネ様は美容室なので4:30に邸宅へ。オゾントリートメントとかやられたみたい。すごいね。

 

「どうも、美容室どうでした?」

「わたしって頭の皮が硬いって言われました。それだけでなく、体中が硬いみたいで、病気になりやすいみたいです。リンパにいかないといけないかなぁ〜」

「リンパってあの琳派((尾形)光琳派、宗達光琳派の略。江戸時代の絵画の一流派ですな)?」

「そのリンパ(マッサージ)です」

2人の関係の認識のズレを反映したかのような、言葉の認識のズレを内包しながら、いざ松江一畑百貨店へ。

 

「そういえば、次買われる車ってトゥデイなんですか?」

「そうっすね。一番初めに車買うときもトゥデイが欲しかったんですけど、20万円でなくって、しゃあないから最寄の自動車屋さんでヴィヴィオを値切って込み込みで20万円にて買ったんです。今度は親が20万出すって言ってくれてるんで、30万円から40万円までお金を出していこうって思ってます。今回を逃すともう古すぎて一生乗れんくなるっていうのもあるし、今回はトゥデイかな」

「言ってたかもしれませんが、私大阪にいる時トゥデイに乗ってました」

「にゃにゅ?」

「で、3万円でうっぱらいました」

「いつよ?」

5月かな」

「言ってくれれば即買いだったのになぁ。ちなみに色は?」

「シルバーです」

「シルバーの下着とは珍しいですね」

「下着は黒ですよ、って、いつから下着の話になってんですか?(怒)」

とか話しながら一畑店内へ、行く前に中学の時の美術の先生がいた、けど無視。言ったところで向こうはわかるめぇ。

行ったのはやはり化粧品店のクリニーク。お目当て(僕もアネ様も)の店員さんがいなかったのは残念だったけど、別の店員と話す。

アネ「こないだ2ヶ月分の化粧水買ったんですけど、一ヶ月持ちませんでしたけど、使い方が間違ってますかねぇ」

店「そうですねぇ、どんな感じで使っていらっしゃいます?」

しばらく話が続く

僕「要するに顔が大きい、というか、大きい顔をして生きていらっしゃられすぎてるんじゃない?で、つける面積が広くなっていると、あがががっ」

頚動脈をきめられる。

アネ「乾燥しているからですかね…」

僕「肌も心も」

アネ「そうそう、心の乾燥を潤せるものありますか?って何を言わせるんですか!」

とりあえず今度はそれの3ヶ月分を購入したり、その他なくなった化粧品をばしばし買われて会計。

店「では、化粧水5000円、コットン2袋で1000円、クラリファイングモイスチャーローションが6200円で、合計11600円…」

僕「そこから30%割引をして…」

店「8120円になりま、せんって」

アネ「なにまたいらんこといっとん?」

店「びっくりしました。そんなん割り引き企画あったかなぁ〜って思っちゃいました。はい、確かに11600円お預かりします。5000円以上お買い上げなのでジュエリーケースをお付けさせていただきます。ありがとうございます」

アネ「今度は男性用の買わないとね?」

僕「男性用のを買ってつけられるんですか?」

アネ「てめえがつけんの、てめえが」

僕「ウイ。金ができたらね」

アネ「ったく、いつまで経っても買わないからなぁ。竹仲関連費の一部を身だしなみ関連費に回して下さいよ」

僕「あーい」

アネ「絶対話聞いてないでしょ?」

僕「あーい」

アネ「…」

より一層外に出せない顔になりながら、シャネルで口紅を買われているのを見たり、シャネルで使われている電卓(100均)を持ち逃げしようとしてから、一畑を出て松江駅下シャミネへ。鍋が食べたいねってことで、鍋のおいしい店を探すために地方雑誌を立ち読んでみる。

僕「スッポン鍋食べれるところありますかねぇ〜」

アネ「すっごい久しぶりに「ツキとスッポン」って題名に関連した話(3話以来か)になってきましたね。けど、やっぱ鍋食べると酒を飲みたくなるんで今日は鍋だめっすわ」

「あら、そう、今日は飲めんのかね。じゃあどうしますか」

と話しながら車に向かって歩き出す。

僕「今からそばはどうですか?」

「そばが食べたいんですか?いいですよ、いきましょ」

「一畑の6階に一福って蕎麦屋があるんですけど、結構おいしいんですよ」

つうことで壁を這い登り一福へ。

 

「ぃらっしゃぃませぇ〜」

とやる気のない声で席へ通される。なんか嫌な予感、なんてしませんでしたけどね。

 

席に着く