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さいきんなんかとてもつかれた ―中1、2月9日の元気ノート ちっとも元気じゃねぇ。ていうか、なにがあったんだ自分!!

 

ぼ「いや〜、ぼくの家で居間でこたつに入ってた時に、親がコタツに座り込んだのには驚きました。うちもかい!みたいな。どこの親も同じなんですかねぇ?心配してなんでしょうか」

「そうかもしれませんね。けど、ウチの母親はそれが少し過ぎていて、昔彼を部屋に入れていたら、ドアをドンドン叩いて、

「フジハラ君、悪いけど帰ってちょうだい」

みたいなことを言って追い返しましたからね。それが原因でその彼とは別れることになりましたけど」

ぼ「まじっすか〜。ところで、ウチの親の印象ってどうでした?」

「最初は不機嫌そうだったんですが、」

「そうなんよ、いっつも不機嫌そうなの。ぼく家におったら心が休まる時がないの」

「だけど、話していると食べ物をいろいろ持って来てくださったので、不機嫌なわけじゃないんだなってわかりました。それはともかく、料理がすごく上手だなって思いました」

「あ、あれは気をつかっての発言じゃないんですね」

「そうですよ、本気です。毎日ああいう食べ物を食べれて幸せですね。お母さん小料理屋だせそうなくらいですよ。今度料理を教わりたいぐらいです」

「そうなんかなぁ。そういうふうに上手に作ったところで、味音痴である、僕の好きな食べ物ってラーメンなんよね。これってかなり調理意欲をそいでいるんじゃないかって思ってますけど。あ、ところで得意料理ってなんですか?」

「オムライスです。前の彼が好きだったもんで頑張って得意になりました?今度シラフの時に藤原さんの家に行って料理しよっかなぁ〜?」

「なんで途中疑問形はいってんでしょ。まあそれはともかく、じゃあうちに来てオサムライス創ってください」

「きゃっかしま〜す」

 

前回はなんだかんだあったので、部屋の中を見る暇がなかったので、その分まで観察する。

「前回初めて女性の部屋に入ったんですが、やっぱ女性らしい部屋ですね」

「そうでしょうか」

「そうですよ。女性週刊誌がたくさんあったり、化粧品類がたくさんあったり」

「やっぱり?あ、そうそう、そこにある、こないだクリスマスプレゼントとしていただいた乳液、藤原さんの事を思い出しながら使ってますよ」

「そんな苦行をされなくてもいいと思いますが…。あと、服もたくさんありますしね。さすが月10万円近くコンスタント(constant)に衣料費に使われているだけあるなって思います。ぼくはとてもとてもそんなにお金使えませんもの」

「フジハラさんは竹仲絵里関係費とヨガの勉強に、私の衣料費と同じくらいお金をつぎ込んでるんですよね」

「そうですね。最近のヨガ関係では、11月6日にお金を儲けれるようになるための瞑想を伝授してもらうために50万円かかってますからね(日記の11月東京へ参照)。5回払い。そのおかげかどうかわかりませんが、その前あたりから最近までで150万円近く株で利益が上がってきてます。もとは取れたんじゃないですかね。一生物だからまだまだ効果があるわけですが」

「フジハラさんですらそんなに株で儲けることができるなんて、その瞑想ってすっごい効くんじゃないでせうか?」

「そうかもね。あと、竹仲関係ではポスターとか最近どんどんオークションで落札してますね。白眉はなんといっても切り抜きの一万ニ千円ですが」

「考えられませんね、やっぱ価値観が違いますね、いや、同じか」

「へ?どこが同じなの?」

「自分の興味がある分野に対しては、周りがなんといおうと、とことんお金や意識を集中させるところが同じだなって思いました」

「なるほどね、そういう考え方もできますね」

 

アネ「そうそう、29日の広島行きは大丈夫ですか?」

「大丈夫、大丈夫、って、えぇ!?29日でしたっけ?」

「まさか28日と思ってらしたんじゃ…」

「なんてね、オッケーよん。がんがんで行くよ。とりあえず出発するのは10時くらいしましょうかね」

 

などなど、なんやかんや話す。

 

アネ「あ、もうこんな時間(2時)ですか、この時間に私が起きているのは奇跡ですね」

ぼ「もう2時なんですね」

このまま寝るまで話して、泊まって帰りたいのは山々だったけれど、泊まるとなると、どうにもお母様の逆鱗に触れることになりそうなので、帰ることにする。

「すみません、寝巻きまで着といてなんですけど、やっぱ家に帰って寝ることにします」

「そうですか」

「はい。じゃあちょっと着替えさせていただきたいのですが、」

「わたし布団かぶってますんでここで着替えていいですよ」

「ではでは」

下着一枚になったところで、全身鏡の前でポージングの研究をしばらくしたあとで、再びスーツを着る。

「終わりましたよ、」

動き出される

「と見せかけてパンツいっちょだったりして、」

ナイフを投げられる。なんとか心臓への直撃をかわす。

「といったところですみませんでした。せっかく布団まで敷いてもらったり、いろいろしてもらいましたのに」

「いいですよ。こちらこそごめんなさい。お母さんがあんなこといったからゆっくりできなかったんじゃない?」

「そんなことないっす。明日のこともありますしね。それじゃ、おやすみなさい」

「はい、じゃあ気をつけて。明日の買い物もお願いしますね」

 

次の日