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♪夢をみたり、君の名を鼻歌にしたり、意味もなくて別の子と遊んだりしたり〜♪ NICE BOY by シャ乱Q あ、今度これ歌お

 

親がなんかを取りに行く。

「フジハラさんのお母さんキレイですね」

「そういうことは本人がおる時にいわな。でもぼくがいる時だとツッコミをいれてしまうんで、ぼくがいないときにしてください」

「はあい」

「なにはなしちょ〜かいね」

「まあまあ」

漬物やこんにゃく、ケンタッキーのケーキなどなどを持って母帰還。アネ様食べてから、

「おいしいですね、この漬物」

「家で漬けたもんだけどね」

「ご自分で漬けられたんですか、すごいですね。ウチのオカンが作るとお茶漬けにしても塩辛いような漬物しかつくらないんで」

「そげかね、まあまあ、こんにゃくも食べてみなさい」

「こんにゃく好きなんですよ」

「あ、そんなに気をつかって合わせることないですよ」

「ほんとなんですって。あ、おいし〜い」

「うちの近くでつくっとるとこがあってもらったもんだけどね」

「そうなんですかぁ。いいですね」

「それじゃあ漬物とこんにゃく持って帰るかね」

「え、いいんですか?いただきま〜す」

などなど、べた褒めをしつつ、ケンタッキーのケーキも食べられる。ケーキたくさん食べるねぇ。久々に川本さんの映像を見ながら、それらを横目で観察。

は「ほかにあげられるものといったら、沖ぶりとか…」

あ「沖ぶり!」

は「好きかね?」

あ「いや、フジハラさんが好きみたいで」

ぼ「ほへ?僕がアネ様を好きだって?」

あ「中途半端に話に割り込まずに川本見とけ!」

ぼ「すみませ〜ん。トイレいってきま〜す」

は「ちゃんと最後までふりなさいよ」

あ「ちゃんと手を洗ってきなさいよ」

ぼ「あ〜い」

 

トイレに行って帰ってくると、なにやら盛り上がっている様子。

あ「え〜、そうなんですか〜。見えませんよ」

は「う〜ん、手入れがいいからかな、あはははは」

ぼ「ヨイショッ、ヨイショッ」

あ「そうなんですか〜、キレイですね、って、そこ!ヨイショッヨイショッうるさい!!」

ぼ「あ、ひょっとして母がキレイって話じゃなくって、家がキレイって話?」

あ「そうですよ、なんでこんなおばっ、じゃなくって、ゴホンゴホン」

ぼ「さて、そろそろ出かけますか?」

あ「は〜い」

結局最後まで居続けた母親に乾杯!

 

ぼ「さて、どこ行きますかね」

あ「とりあえず最寄のコンビニに行きましょう」

 

6キロくらい離れた“最寄”のローソンに到着。

あ「結局シャンパンもドンペリも飲めてないから買って家で飲みましょう。他に買いたいものがあったらどんどんかごに入れてくださいね」

「ドンペリね、うわ、1万円だって」

「安いね」

「そうなん?またまたびっくりだ。値段からしてあんまり飲みたくないです」

といって雑誌コーナーでPHPを読んでいたら没収され、たと思ったら

「はい、これ購入ね」

「うわ、買っちゃうんですか?すごいねぇ」

「飲み物は?」

「これ(赤ワイン)とこれ(杏子酒)」(実際にはこんなに早く決めれてないことはいうまでもない)

「つまみは?」

「あんまり欲しくないっす」

「じゃあこれで会計しますね」

 

アネ様の家で飲むお酒を買い、いざ、下着の散らかっている部屋へ!

 

あ「そういえば出雲に行きつけのスナックがあるんですよね」

「行きつけっていうほど行ってないけどね。前回は日経平均が1万4千円になったら行くって言って行って以来ですからね(←まどろっこしい)。次は1万5千円超えたら行くって言ってます。もう超えてますけど、まだ行っていないですね。思ったより利益が出てなくって」

「ほら。もういかないといけないじゃん。今から行きましょう」

「妙に行く気まんまんですね」

「フジハラさんが何を求めて行っているのか知りたくて。目当ての子がいるんですよね?」

「目当ての子っていうか、以前の職場の友達が勤めてるんですね、その人やママに会うためかなぁ」

「かわいい子いないんですか?」

「いないといったら怒られそうですが、そうですねぇ〜」

「なんだ、つまんない!」

「まあまあ、とりあえず行きましょ」

 

昔化粧品店で働いていらっしゃったことや老人ホームで働いている友達、三刀屋高校の裏に住んでいる知り合いがいらっしゃること、などなどを話しながらスナックへ

 

堪忍袋の緒を締めて店内へ