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二杯目の飲み物を注文するためにメニューを物色。
アネ「ビールは飲まれないんですか?」
「はい。あの苦いのがいやで。あと、炭酸ダメなんです。苦いものがダメだなんてお子様ですね」
「へぇ〜、辛いものはどうですか?」
「弱いですねぇ。」
「え〜、なんか強そうなのに」
「法事の時にわさびをこんな感じで(刺身盛り合わせのわさびの塊を小指の第一関節分くらいを箸でつかむ)わさびを食べて遊んでたことがありますが、辛かったです」
「普通そんなことしませんよぉ〜(笑)」
「しないですかね。とにかく僕って味覚がお子様なんですよ。でも、ネットで自分の精神年齢を測ったら82歳でした。」
「あははは。」
「でね、こいつぁ〜おかしいってんでもう一回ちょっと若者ぶった答えをしていったら、今度は84歳になってしまったんですよ。若者ぶって年齢が増えるなんて終わってますよね」
「(笑)」
「味覚が幼い老人ってやですね。
「みち子さんや、チョコレートはまだかいのぉ〜。なに、明治のチョコレートじゃと?あれほど森永のがいいってゆうとったじゃろうが、フガフガ」みたいな」
んなわけで注文は、アネ生中、僕焼酎(麦)ロック
僕「焼酎に詳しい友達と芋焼酎を飲んだときに「味がわかる?」って聞かれて、「うん。生のさつまいもをかじった時の味がするから、これは芋焼酎だってわかるね。昔母親になまさつまいもをたべさせられてたんで、味とともにその時の悲しい思い出が脳裏に浮かびます」って言ったら「芋焼酎飲んでそういうこと言った人を見たのは初めてだ」と言われました。そんなわけでこの前芋焼酎飲んだんで今回は麦を頼んでみました。」
「なんでロックなんですか?きついでしょうに」
「僕は少しでも体の中に物を入れたくないんです。水割りなら水分多く飲まないといけないわけじゃないっすか」
「へぇ〜」
というわけで、麦焼酎を飲んで見たけど、幼い頃、真冬に裸足で麦踏をした時の情景が思い浮かぶことはなかった。つうか、ゼンゼン味わうことなく飲んでましたな。
三杯目は、アネ生中、私ノンアルコールビール
おいドン「さすがに、これ以上アルコール入れるとつかまりやすいですからね。あと気持ち悪くなったりするとやばいっすから」
ノンアルコールビールを飲む
「(ゴクッ)ゲホッ!す、すげい味です、姉御」
姉御「大丈夫かい?しっかりおしよ」
「いっぺんになんだか気持ち悪くなりました。なんか黒豆の味がしますけど」
「え〜、どんな味なんですか?」
っておっしゃり、僕のコップを取って飲まれる。これって間接キス?
o(^^o) (o^^o) (o^^)o キャアキャア♪って、今どき中学生でもそんな感性もってないか。
「おいしくなかったら無理して飲まなくてもいいですよ」
「黒豆のポリフェノールをとって血管をキレイにしたり、イソフラボンをとって、更年期障害そなえにゃなりませんから。つうか、原材料に黒豆は入ってませんけどね」