姉「ところでタバコ吸っていいですか?」
「どうぞどうぞ」
「ありがとうございます。藤原さんは吸わないんですか」
「すいません」
「いえ、謝られることはないと思うんですが」
「じゃなくて、吸いません」
「あ、かけてたんですね。冗談だったんですね」
「すみません」
「(パシーン)もういいっちゅうじゃ、ボケ!たたくで、しまいに!!」
「あーい」
「友達はみんな吸うからいいんですが、吸わない人がいると、気をつかっちゃうんですよね」

私「この辺(斐川の農道)を通るといっつも思い出すんですが、知り合いの子供を車に乗せて走っている時に、道路を歩いている女性を見ていたらその子が、「藤原さんって女性だったらダレフリかまわず見ますね」って言われたんですが、この表現を聞いた時には「参った、こやつやりおるな」って思いました。上半期最高の表現だと思いました。「ダレフリかまわず」は、女性だったら誰でもかまわず、と、運転中だけどなりふりかまわず、というのが合わさってできた言葉だと思うんですよ。で、そういう表現がぱっと出てくるからすごいなぁと、しばらく笑いました」

出雲ドーム横通過中
私「そういえばさっき僕が、「かばへはまともに行ったことがない、逆立ちして行ったりだとかしかしてない」って言いましたが、なんでそういうことを言ったのかわからなかったんですが、今わかりました。」
「なんでだったんですか?」
「僕がバカだから、かばに行く時は逆立ちして、かばになってかばに行くってことだったんじゃないかなぁ」
「あはははは。今意味がわかりました」

「言った本人があとから分かるっていうのもどうかと思いますけどね」

出雲のバイパス越しにユニクロを見つけたので
「ところで姉さんはユニクロで服を買われますか?」
「いえ、買わないですね。寝る時に着るジャージとかなら買いますが」
「えっ、寝る時はシャネルの5番だけをまとって寝るんじゃないんですか?」
「(黙殺)あまり外に着ていくものって買わないですね」
「去年ごろから女性物にも力を入れ始めたイメージがありますけどね」
「ユニクロって何かに力を入れると裏目に出る気がするんですけど。本物の皮を使いましたっていうコートを1万円で売ってても、それなら自分の好きなブランドの服をかうぞな、もし、ってな感じですね」
「安くないとユニクロじゃないって感じもしますよね」
「そうそう」
「ところで、好きなブランドってあるんですか?」
「うーん。あまりこだわりはないですねぇ」
「あ〜、エルメスなら何でもいいみたいな感じですか?」
「いえいえ。エルメスとかは一つも持ってないです。私が好きなのはマルキュー(09か)ファッションなんです」
「念のため確認しますが、マルキューっていうのは109ですか」
「そうです。ここらへんにはないですが、ネットとかでも買えるんでバンバン買ってます」
「マルキューファッションがどんな感じなのかわかりませんね〜。女性物を買うのは3回に1回くらいなので」
「そうなんですか」
「そうなんですか、って、いやっ、買ったことないですよ」
「えっ、そうなんですか。知り合いの男性でも結構女性物を買う人がいるんですよ」
「へぇ〜、そうなんですか。前に紳士服の店にいいな、って服があって買おうと思ったら女性物だったのでがっくりしたことがあったんですが、考えたら、見てわからなかったら、女物と書いてあっても買えば良かったわけですね」