2005/2/19
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待ち合わせはとある道の駅に午前10時。約束の時間よりちょっと着くのが遅れたと思ったので、自分で罰ゲームとしてこんな服装をしてみました。(背景は夜ですが気にせんといて。)
狙い通りに
「あははは、遠くからでもわかりましたよ〜。もぉ〜、お・ば・か・さ・ん(ハート)
( *^)/☆(+。+*)
」
というように笑いが取れてよかったっす。メェ〜〜。
で、当然(?)のように僕の車に乗ってもらい、湯の川から山に入り、九号線と平行して走っている農道を広瀬まで爆進(爆発しそうな車でなんとか進む)しました。
以下途中車中での会話
宍道の山の中を通っている時に小さな小川が流れているのを見て、
「わぁ、いい小川ぁ。」
「へっ?小川フェチ?」
「(? fetishism:1物神崇拝 2盲目的崇拝 3拝物愛(異性の体の一部(毛髪など)や衣服などを性愛の対象とする心理。 2、3の誤用か?)そうなんですよぉ。滝とか小さな川とかたまんないっすね。音を聞いたり、周りの緑を見たりすると和みますねぇ」
「ほうほう。僕も(大)滝(詠一)や川(本真琴)好きなんですよ。あっ、そういえば友人と何しに行ったか良く分からないけど川本町に行ったことがあるんですけど、その時その友人が江の川を見たとき、「オレ江の川ファンになった。斐伊川と違って水がたくさんあるし。斐伊川はほとんど水ないじゃん」って言ってましたねえ。友人は大きな川フェチなわけですけど、それとは違ってKさんは小さな川がいいんですね」
「そうですね。藤原さんはなにフェチですか?」
「えっ、僕っすか?そうですね、声フェチかもしれないですね。子供の頃から好きになった人って、歌が上手な人だったような気がします。」
「そうそう、僕も最近は普通オブ普通、キングオブ普通を目指しているっていうか、もはや僕って目指しているってレベルを超えて、普通そのもの、普通って概念が服を着て歩いているようなものだってよく人に言われますけど、僕も高校の時には普通って物が嫌いだっていう感情も手伝って、真冬でも学生服を着らず、カッターシャツだけですごしてたんですよ。」
「(アホだ、コイツ)へぇ〜、何でですか?」
「ぼくってめちゃくちゃ寒がりで、どうにかして寒さによるダメージを少なくしようって思って。考えると、寒さで嫌な気分になるのって、暖かさを感じているところから、寒さを感じたときなんじゃないかって思ったわけ。」
「ふんふん」
「でね、なら常に寒さを感じていればあんまり寒さによって嫌な感じを受けずにすむんじゃないかなあって思ったわけ。」
「あははは、その考え方すごくおもしろいですねぇ〜」
「そう?まあほかに、石油をなるべく使わずに生活できるようにして、環境にやさしく生きたいっていうのと、寒さに強い体を作ろうっていう気持ちやらからの行動だったのでしょうね。大学受験の時もそれで行って、僕だけ白かったんです。だれも突っ込んでくれませんでしたが。あと、大学の合格発表の時、3月初旬ぐらいかな、自転車で徳島まで行ったこともありましたね。これは電気を使う交通機関を使いたくないという考えでしたか。先生とかには金がもったいないからと言いましたが、当然自転車で泊まりながら行った方が金がかかるわけで。で、行ったはいいけど、どうせ受かってるだろうからってことで、大学に合格掲示板を見には行きませんでしたが。なにしにいったの?みたいな。まあそういう無理がたたったのか、春休みに入って緊張の糸が切れたら風邪を1週間くらいひきっぱなしになりましたけどね」
「…」
「周りと違うことをしたいと言えば僕は若い頃、たとえ自分でいいなあって思った芸能人でも、みんなが好きだって分かったらファンじゃなくなったりしてました。安室奈美恵しかり、広末涼子しかり、宇多田ヒカルしかり。」
「そういうのありますね」
「もっともそういうのも結局は周りに振り回されているのに変わりないんだけど、頭で分かってても感情的に受け付けれなかったみたいな。いやはや若かったねえ。」
「あっ、大山があんなにくっきり見えますねぇ、運がいいっすね。大山登ったことってありますか?」
「いいえぇ、ないですけど。前に頂上までロープウエイが通じている山に登ったことがあるんです。でも、ロープウエイは使わず、歩いて登りました。頂上に着いた時には疲れてましたけど、すごく充実感があって、今見ている景色はロープウエイで登って見たのでは得られない感動だろうなあと思いました。」
「あっ、今ふと、中学の時の青年の主張でそういう主張をされたのがあったなあと思い出しました。ちなみに僕は高校2年の時には、家族仲にについて主張を書き、危うく学級代表に選ばれそうになったけど、母親の「家の恥になりますからやめさせてください」という電話での先生への直談判によって選ばずにすんだんです。3年の時は班の中で代表を決めて、その班の代表が前に出て発表し、一番いいと思われる人が学級代表として選ばれる、というシステムでしたが、僕は「カラスは悪いやつじゃない」というふざけた主張(?)で班代表に選ばれてしまい、みんなの前で恥をかくことになってしまいました。たしか、カラスは見た目が黒くて不吉な生き物であるというイメージをみんな持っているけど、そんな外見によってものごとを決めてもいいのか?というもんだったやな気がします。っていう話は置いといて、それから?」
「山頂に着いた時には山頂にいた知らない人たちに「よくやった」、みたいな感じですっごく祝福されて、うれしかったです。」
てなことを話していると、そろそろ足立美術館に到着。12時前くらいか。
「え〜、そろそろ着きますが、お腹減ってますか?美術館に入る前に何か食べますか?駐車場のところにそばやがありますが。美術館の中にも食事をするところがありますのでお好きなほうで」
「おなか空いてないんで今はいいです。」
ってわけで美術館に突入