Q エアコンから変なにおいがするのですが…? |
A.まめな換気と、エアコンクリーニングがおすすめ。 |
においの発生源は、人の汗・たばこの煙・化粧品など、部屋の中のいろいろなにおいの分子が運転時にエアコンに吸い込まれて冷却器に付着したもの。この内ほとんどはドレン水とともに排出されますが、においの分子が多量にあると冷却器に残り、次の運転時ににおいとして出てくるのです。においを減らすには、とにかくできるだけ換気をすることです。においがこもったまま運転すると、こもったにおいをエアコンが吸ってしまって悪循環に。冷房をつける前に窓を開けながら送風運転をしたり、長時間運転する場合には合間に窓を開けたりすると効果的です。 |
Q 運転中、大きなきしみ音風切り音がするのですが…? |
A.きしみ音は、エアコンにしばしば見られる現象です。 |
エアコンには多くの部品が使われていますが、それぞれ温度変化による伸び縮みの割合が異なっています。そのため運転開始時や停止時、部品の温度変化が大きい場合に部品同士がこすれ合ってきしみ音が発生することがあるのです。これはエアコン以外の暖房器具などでも見られる現象で、故障ではありませんのでご安心ください。
●風切り音対策は、弱風の活用とフィルターのお掃除で。
一方風切り音は風の抵抗によって発生する音で、風速が強いほど大きくなります。特に自動運転モードの運転開始時は、強風になるので風切り音も大きくなります。異常ではありませんが、気になる場合は手動モードで弱風または微風に下げて使用しましょう。またフィルターに目づまりがあると、風の抵抗が増すため、音がより大きくなったり、「バサバサ」という音がする場合もあります。フィルターはまめにチェックして、汚れていたら掃除機をかけるようにしましょう。 |
Q 暖房時、水がドレンホースからではなく室外機から出ますが…? |
A.暖房時は、除霜した水を室外機の底から排出します。 |
暖房運転時は、室外機の熱交換器に多量の霜が付着します。そこで暖房能力の低下を防ぐため、約1時間に1回の割合で除霜運転を行い、除霜した水は室外機の底の穴から排出されます。ドレンホースは、冷房やドライ運転時に室内機で除湿した水を屋外へ排出するためのものなので、暖房運転時はここからは排水されませんが、故障ではありません。
また、室外機の排水により、ベランダなどが濡れて困る場合は、室外機の排水穴にドレンパイプを取り付けてドレンホースを接続することにより排水処理ができます。くわしくはマツヤデンキにご相談ください。 |
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エアコンの上手なお手入れ方法 |
●お手入れの際は、必ず電源プラグを抜いて!
●ぬれた手で電源プラグを抜き差ししないで!
室内機・リモコン
○やわらかい布で空ぶきします。
○40℃以上のお湯・シンナーなど揮発性のものや、みがき粉などは使わないでください。
フィルター
○本体から外して、掃除機で汚れを取ってください。
シーズンが終わったら…
○以上のお手入れをした後、半日ほど送風運転をして、内部を乾かしましょう。
○エアコンを数シーズン使うと、内部が汚れたり、性能が低下したりします。通常のお手入とは別に、本格的な点検・整備をおすすめします。 |