温泉めぐり

まず、わが温泉研究会(5月31日現在2人、加入者求む)での温泉の評価の基準。04/3/21改定

どういうところが評価が高いかというと

  1. 狭い、且つ、人が少ない
  2. 放射性物質その他入り、の普通と違う泉質である
  3. 値段が安い
  4. 炭檜石鹸、血圧計、木次牛乳等の備品がそろっている
  5. なるべく湯の温度が低い
  6. フロントの人がaikoに似ている
  7. 源泉そのままを使っていて循環、水増しをしていない。
  8. 源泉が昔からある、もしくはそんなに地下深くから採ってなく、湯量が豊富。
  9. その他多数

である。

また、時間が無い、タオル忘れた、運転疲れた等のこっちの都合によっても評価が下がったりします。

ちなみに、各温泉の詳しい内容は、中国地方日帰り温泉様

3月20日

淀江、奥津、湯原

岡山の友達の家に行こうってことでどうせ行くんだったら行く途中の温泉にどんどん入っていこうと思い、温泉博士で無料で入れるところを探しながら行きました。1時ごろに最初に皆生温泉に入ろうと思ったけれども、入浴時間が3時からだったのでパスして、淀江のゆめ温泉へ。

 

淀江ゆめ温泉

ここは一般受けしそうな清潔なところで、露天風呂、サウナ等もあり、マッサージ室、休憩室、リラックスルームなど入浴後のサービスもいい感じ。休憩室にはマンガの山口六平太があり大満足。風呂はかけ流しのようで、こういう温泉にしてはかなり気合が入っているなあと感じました。露天風呂も良くあるただ外にあるだけの眺めが悪く圧迫感があるものではなく、いい感じです。ただし700円を払ってはいるかどうかは微妙ですね。温泉施設の隣には地域の特産品を売っているところがあり、どうもこの辺はどんぐりを売りにしているようだとわかりました。どんぐり入りのクリームパンを昼飯代わりに食べたのですが、香ばしくておいしかったです。

 

途中三朝の楽市楽座の自販機に、150円の350mlのホットの缶飲料があったので驚いて購入。ここにはブロック状のしいたけの菌が繁殖している塊や熊笹の粉末も売られていた。侮りがたいところだと感じた。うーん、熊笹の粉末は買っておけば良かったのかも。人形峠にはまだ雪が残ってました。

 

奥津温泉

花美人の里

ここは入浴施設でありながら6時まで閉館のよう、どうなってるのと。まあ町営だからなんでもありかも。アメリカンジャグジーはなにやら汗臭かったし、花の湯というのがあったけど、これはお湯にこの町で作っている花がうわっている鉢が一つだけ浮かべてあるものだった。どないせいっちゅうんや、と思ったけど、まあただだからいっかと思った。休憩室で新聞を読んでいると、「すっごいいいお湯だったわねぇ〜もうつるつるよ」と中年女性の声がしてきた。実はいいお湯だったのかもしれないが、本日二回目の風呂となると判定がきびしい。

 

んで、ついでにもう一軒奥津温泉で無料で入れるところがあったので入りました。

 

河鹿園

ここは普通の旅館の風呂に入らせてもらうような感じでした。温泉博士を見せて「この廊下をずっといって、あの3段の階段を上がってすぐ左のところが男性用です」と言われ、4段の階段を上がって男性用浴室へ。温泉博士の写真が僕にそう思わせたのか、なんとなく露天風呂があるような気がしていたんだけど、なんのひねりもない直球ど真ん中ストレートの室内風呂一つ。体を洗う場所2ヶ所という実に漢らしい(?)ところでした。備え付けのシャンプーには「髪」じゃなくて「頭」と書いてあるシールかなにかが貼ってあり、実に潔い(?)感じがした。で、体を洗うところが2ヶ所なんだけど、シャンプー、ボディーソープ、いす、たらいは8人ようは会ったような気がする。なんで?

で、こういうところはまず間違いなく泉質がいいだろうと思ったわけですが、案の定よさげな感じ。入っているとアルカリ性の温泉のようで、体がぬるぬるしてきました。また、これは温泉のものかどうかは良く分からなかったのですが、入っていると体に泡がついてきました。んで、せっかくだからと休憩しながら何回も入って上がったら、かなり手首の痛みがひいてとてもいい感じ。

で、帰るときに女将さんと思われる人と、温泉博士やここのお風呂のお湯の管理についてちょっとお話をしました。聞くところによると、ひと月で温泉博士での利用者は30人と言われ、これは結構多い思っておられる感じでした。来た人の温泉博士の購入先を聞いことがあるそうでしたが、僕と同じでポプラで買ったようでした。やはりポプラでしか売っていないのでしょうか?そうでもないような記事が雑誌内にあったのでそうでもないのだろうけど。次に、無料で入らせてもらっているのだけれど、出版社とのお金の動きはどうなっているのですか?という質問をしたら、お金のやり取りはないと。温泉施設としては温泉手形の欄に載ることが広告になり、出版社側はそれを目当てに買う人がいるから売れて儲かるというような感じかしらん。なお、奥津温泉でも奥津温泉の旅館の風呂を3軒巡ることができる手形を1000円で販売しているようでした。で、ここのお湯の管理について聞いたら、この旅館のお湯はかけ流しで、循環はさせてなくて、3℃だけ加熱しているようで、専門家の話では3℃の加熱は泉質への影響はないそう。そういえば、浴槽から普通ではない量のお湯が排水溝へ流れていて、その流れていくところがかなり幅広にへっこんでいるように設計されていて、ものすごいやる気を感じました。こういうところに出会うと本当にうれしくなってきますね。女将さんもいい人だったので機会があればまた来ようと思い、手首が治りました、ありがとうございます、と捨て台詞を残し車へ。

 

で、泊まる予定だった友人へ電話すると岡山市にいるようで泊まるのは無理だと。で、湯原の温泉へ入って帰ろうと思い、山道を通ったのですが、とんでもない山道で、竹が道に倒れてたり、石がごろごろあったりというような道で、一台の車ともすれ違わないまま20キロくらい走行しました。で、湯原に到着すると、ものすごい駐車場の埋まり具合。

 

湯原温泉 湯厨や藤兵衛

というところへ温泉博士を持って入ろうとしたら、信じられないことに門前払い。雑誌には全然書いていないけど、どうも忙しいときには入れてくれないようで。だったら平日のみって書いてもらっとけや、ゴラァ。ってな感じで、「あ〜、そうですかぁ〜、忙しくてよかったですねぇ」と満面の笑みを湛えて、元から無料の砂湯へ

 

湯原温泉 砂湯

えー、もう三回目なんですが、またきちゃいました。

やっぱ混浴は昼間がいいなあと思った次第。ていうかロッカーが埋まるほど人が来てらしたのですが、女性は少ないですね。合コンの話で盛り上がる若者たちやタバコを吸いながら入ってきたおじさん、男性が着替えるところは見慣れてると、男性の脱衣場のほうを見ながら話している女性たちが印象的でした。

 

 

3月上旬?千原温泉 500円

職場のナンパ師の先輩と。はじめは湯抱温泉に行く予定でしたが、行ったときにはまだやっていなかったために別のところへ行こうということになり、行くことに。

すごく山の中で、迷いそうなところでしたが、助手席の使えない僕を尻目に目的地に無事に連れて行ってもらいました。

お湯は浴槽の下から涌き出ていて、源泉かけ流し、過熱なし、って感じ。効能としては皮膚病、アトピーに効くそうです。浴槽には鍾乳洞の鍾乳石みたいなものがくっついていて年季を感じさせます。湯の中には湯の花がうようよ、底にもうようよありました。そしてお湯の温度はすごくぬるいんだわ。で、30分くらい入ってから熱い湯に入って出るってわけで。

僕らが入った時にはすでに5人入っていて、普通に考えるともう一人しか入れそうになかったけど無理やり二人は入らせてもらいました。で、いろいろ話をしたわけですが、どうもできちゃった結婚が確実で良いそうで、僕もできちゃった結婚をしようと考えました。で、温泉も飲んでみたら、池田温泉のお湯をやさしくしたような感じでした。でもやっぱ普通に考えるとおいしくないようで。

入った時は7人だったけど、入っているうちにどんどん人がいなくなって、結局二人になりました。あの込み具合は何だったのだろうと呆然としました。で、どうも女湯の方がのぞける穴がありました。お好きな方はどうぞ。また、上がる時に入る熱いお湯のところは男女共用なので、事故に見せかけて覗くことも可能かと。でも若い人はきそうにないですね。

 

以下2003年

 

10月18日 北山健康温泉

国道431号線を大社の方から平田の方へ向かっていくときに看板を何回か見かけつつも、どうせたいした温泉ではないだろうとほっときっ放しだったけど、仕事の2時間休憩の合間に行くことに。といっても始めは湯の川温泉に行こうと思っていたけど、イベント中のワイナリーに行こうとして、満員だったのでやめて素通りしたり、平田の百円ショップや古本屋によっていたら、そんな暇がなくなったためによることになったのです。どうせ無計画な人間だぴょーん。

ごほん。

駐車場はかなりいっぱい。さて、フロントから浴室に向けての無駄に起伏にとんだスロープに蹴躓きながら浴室に入るとどうも露天風呂、打たせ湯まであるようだ。つうか500円だかんな、これぐらいあって、さらにサウナも欲しいところであったりもする。あれだけ駐車場が一杯なのは立地条件のよさ(といってもいくまでに少し迷った)かと思ったけど、露天風呂に入ってみて驚いた。かなりのぬるぬるっぷりで、しかも無色ではない。コクが有ってそれでいてしつこくない。あっ、飲んでませんよ、実際。最近は夜遅く帰るためにちゃんと風呂に入れる日は休日だけだった(ちなみに前日には湯ったり館に行ってたりする)のと、ある意味穴場(田園の中にあって、それでいてちゃんとした泉質であるということ)的な温泉をみつけたので、なんかとてもいい気分だった。

 

9月10月 深谷温泉再び

9月編 いのしし鍋が無料で振舞われるためにのこのこ行くことに。親は「たくさん人がいるでぇ」、とか言っていたが、あんなところに行く人は限りなく少ないために混雑することはないだろうと踏んで、サツマイモを掘った後、行った。んで、着いてみると意外なほど車が止まっていて、やばいかも、と思ったが、風呂に入ってみると、二人しか入っていなくて、着替えている隙に一人上がり、体を洗っているうちに最後の1人も上がった。やっぱりそういうところなんですよ、ここは。

上がってからいのしし鍋をいただいたけどとてもおいしかった。ので、もう一杯食べた。食器を返しにいったら、「もう一杯どうですか(現地の人は出雲弁に訳して読まれたし)」と言われたけど、食べたかったけどさすがによした。 

 

10月編 友人と。建物の軒下に陳列されている商品の中の「薪一束150円」に心を奪われた。入浴後座敷でまたぞろ漬物を食べまくりながらお茶を飲んだ。いやはや枯れた人間だ。

 

 

8/2 有馬温泉 

行き当たりばったりで行くことに。どうも有馬温泉は泉質が二種類あるようで、一つの浴室に金泉(鉄っぽいお湯)と銀泉(ラジウミックなお湯)というのがあった。あまりこういうところはないのでとても得した気分。大阪に近いから有名なだけかと思っていたが、お湯からしてすばらしいところだった。それと比べると玉造温泉はもっと泉質面でがんばってもらいたい(無理)。

 

7月中旬 広瀬憩いの家 150円 

前略 

風呂のお湯は硫黄臭く、熱い、そしてシャンプーはない、となかなかかっちょよいところだった。値段も安い。が、タオルは200円。

 

5月下旬  佐世保 ホテルローレライ 天然温泉 ばってんの湯 800円。

ハウステンボス家族旅行記の番外編。と言っても本編の製作のめどはたっていない。

事の発端は、ハウステンボスに入ってすぐ乗った運河の巡る船の中の放送だった。「あちらに見えますハウステンボスJR全日空ホテルは天然温泉があり、…」ふむ、天然温泉とな。天然温泉と聞いて黙っているわけにはいかない。と、あほな決意を胸に秘め、すっかりとそれを忘れてハウステンボスを散策した。小食ゆえに一口あたりの値段がやけに高いホテルでのバイキング方式の食事を終え、家族会議を開き、「これからどうするか」の話をした。当然「これからどうするか」と言うのは、仕事を何もしていなく、資格試験に落ちた次男坊の行く末を憂えての「これからどうするか」ではなく、ハウステンボス内でどのイベントを見物するか、の超短期的な「これから」である。昼間の散策の時から上がっていた意見として、8:30から港で花火やらのショーがあるからそれを見よう、というもっとも至極なものがあった。次男坊は「温泉に行く」と発言をし、すべからく(?)許可された。とりあえず、ハウステンボス内の夜景を楽しむために少し散策をすることになった。この時僕は財布がないことに気がつき、親に1000円貰った。バスに乗り、出口付近で僕だけバスを降り、残りの二人はそのまま会場に向かった。そう、出口で降りたことから分かるように、ホテルはハウステンボスの外にあるのであった(バンバン ―講談師になったつもりで机をセンスらしきもので叩く)。出口ゲートを通ろうとすると、係員のお姉さまがいらっしゃったので、本当にあのホテルに温泉があるのか不安だったので、「あの向こう側のホテルに天然温泉がありますよね」と聞いたら「はいありますよ。しかし後一分ほどでこのゲートは閉まりますので帰りはホテル入国手続きをしたところからバスに乗って帰ることになりますが」と言われた。うっ、そこまでするか?と言う気持ちもなんのその、「はい、わかりました」と笑顔で答えた。するとこの小柄な美人の係員のお姉さんは(後から美化されすぎかもしれない)、あちらに見えるローレライにも温泉があり、あちらではたくさんの種類の温泉がありますよ」と。なんとなく疲れていた僕は川の向こうのかなたに光るホテルまでは行くわけなかろうと思いながら、「どうもありがとうございましたと」お礼を言いつつホテルに向かった。

(中略)

なんとこのホテルは入浴料金が1500円だったのである。うげっ、と前近代的な擬声語を発しながら仰け反りそうになったが、腹筋の力で踏み止まり、どうするかを考えた。このまま帰っても部屋のシャワーだし、なによりショーを蹴ってまでして来たかいがない、家族に顔向けできない、との理由から、川の向こう、橋がどこにあるのかも分からないローレライに向かった。もっとも1000円で温泉に入られるかどうかは分からないけど。車で行こうかなあ。

(中略)

はぁ、はぁ、はぁ、結局のところ、乗りもしなかった車を取りに駐車場に行こうとしたけど結局戻らずに、とりあえず見えてきた遠い橋に向っていった。が、あまりの遠さに気が遠くなりつつ歩いていくと別の橋が見えてきた。後から気がついたけれども、ものすごく意味のない遠回りをしてました。図で表すとPの下の交差点から下に向かえば着いたものを、下の交差点から一回上に上がり、ぐるっと回ってまた下の交差点に戻り、下に向かったと言う感じか。まあいいか。詳しく話すと中略した意味ないし。

JRホテルから川に向かって伸びた橋の途中に下から階段を登って、後は普通に疲れながら着いたってわけ。

 

さて、温泉ですが、天然温泉と書いてありましたがそうはあまり思えない感じ。まあ普通の健康ランドってかんじでしょうか。サウナあり、ミストサウナあり、水風呂あり、露天風呂あり。露天風呂からはライトアップされたハウステンボスが見えたとか見えなかったとか。(ほぼ一年後に書いているのでうろ覚え。ていうか、一年たってからハウステンボス旅行で覚えているものの結構な割合を、温泉に入りに行ったことが占めていたりして。今年(2004年)の家族旅行は川本真琴の生誕地、福井県に巡礼に行くことになりそうだけれども、どうなることやら。)

 

ホテルに帰るのには、ハウステンボスの門からバスに乗って、ぐるっとかなり遠回りをしてからホテルの前につけてもらいました。ホテルの部屋では兄と母がのんきにテレビを見てました。あ〜財布を忘れなかったら良かった、のかなあ。でも一年後も記憶していられる体験をしたのでよかったんでしょうねぇ。

 

 

 

5月中旬?頓原温泉 琴引荘 300円

友人とともにバレーの後に行った。この温泉があることを長い間知らなかったために近いくせに行っていなかった。

その悔しさをバネに、あまり温泉に行かない友人といっしょに行った。

場所は我らが国道54号線の掛合からの頓原に向かって峠を越え、町まで降りきったところから頓原川?にそって上って行ったところにひっそりとあった。この温泉は昔潰れたみたいだけど、近所のおばさんたちの有志が再開したものだ。もともとの温泉は温泉水をビンに詰めて、飲み物として売り出していた、とかなんとか。しかし時代が早すぎたのか、だめになったらしい。炭酸の水を健康のために飲むことは大正天皇もやっていたみたいなので、結構昔はメジャーだったのかもしれない。

で、その温泉は前にも書いてある通り、炭酸や食塩を含み茶色っぽいもので、これは三瓶山周辺では共通した泉質のように思われる。でも成分表を見ると結構違うんすよね。もちろんそれぞれも違うけど、池田ラジウム鉱泉(光線と間違えて打ったら、なんだか下痢になりそうなビームを彷彿とさせる気がした。)だけはずば抜けて放射線量が多かったりするし、ことほどさように温泉は奥が深い。
でもって施設は結構ワイルドっつうかウームと唸らされる設計だった。行った時だけかもしれないけど、脱衣場が一つでその部屋から男湯と女湯にそれぞれつながっていた。でも入る時は何事もなく思う存分脱衣した。浴室はまあ狭い感じで、深谷温泉を2倍にした広さか。湯船は1.5倍くらいかも。ここの湯は普通の湯を熱した熱湯とぬるい源泉がそれぞれ蛇口から出ていて(ひょっとしたら水もあったかも)、好きなように湯温を変えられるようになっていて、ユーザーフレンドリーな感じだ。しかし、僕が入っている時にいっしょにいたおじさんが熱湯以外を止めて、かなり熱くしたのでまったりと入ることなく、いそいそと出る羽目になった。とはいっても友人よりは相当ゆっくりしていたみたいだが。で、脱衣場で汗をかきかき、ふきふきしていたら臨時(であると信じたい)女湯からおばさんが、「あなたあがった?」と僕に声をかけてきた。「いいえ、違います」と言いながら、下手して上がってこられたらことだと思い、汗をかきながらもパンツを着始めた。そしたらまた「あなたなの」と今度はドアの近くから声がしたので「ちっ、ちっ、違います!」と言いながら、汗まみれでシャツを着、ズボンをはいてほうほうのていで脱衣場から逃げ出た。なんというか全体的にいそいそとした温泉だった。

 

 

4月上旬か三月下旬 立久恵峡 渓谷の宿 御所覧場 500円
立久恵峡には他に少なくとももうひとつは温泉があるが、とりあえず最初に見つけたのでここに入った。露天風呂という標識があったので入っていこうとすると、入浴料は喫茶店かフロントへとか書いてあったので支払いに行った。この調子だと払わずに入っている人も少なからずいるだろうと感じる。時間が夜だったので立久恵峡の対岸はライトアップされていて、何とも良かった。今度は昼間や秋に来て見たい。お湯は透明だったので、景色だけの風呂かと思いきや、流れてくるお湯を飲んでみると(またかよ)、とってもこゆい味がした。ここは景色だけではなくお湯も本気だなと思った。泉質は含砒素石膏食塩水だそうだ。しかし、冬も終わりかけているがそれでも室内ナシの露天風呂は体洗う時が寒い。しかし露天風呂のいいところはやはり室内風呂と違い外の空気を吸いながら入れるところだろう。室内だと入っていて息苦しくなってくるが(ぼくだけ?)、露天風呂は入りながらもすがすがしい空気をすえて、気分がいいまま湯に浸かっていられる。マイナスイオン的にも露天風呂のほうが良いのではなかろうか。つうか砒素ってどうなん、林さん?
どうも神経痛リュウマチに効能があるようです。



3月中旬 赤来町 憩いの郷 衣掛 300円
前は地下に温泉があり湯船が茶色になっていたそうだけど、いまは五階あたりの高いところに浴室がある。お湯はいたって普通のお湯だと思った。つらい。しかし、入ったときは天気がよく、日光が浴室内に降り注ぎ、とても暖かくて日光浴気分になれたのでよかった。そうでなかったら、つらい。五階ぐらいにあるので眺めは良いのかな。
評価 ノーコメント

3/15 三瓶の小屋原温泉 400円 
(パンフから)特徴 全国的にも珍しい食塩性炭酸泉(泉源38℃)
温泉の由来 寛政年間(1789年〜1800年)に発見され、大森代官(編集者注 銀山の代官だろうか)も、たびたび利用した、とある(古文書)

というわけで副社長に以前、「ここに行ってみようか」といったら「汚くていやだ」といわれたので、一人でこの小屋原温泉に行ってみた。場所がよく分からなかったので一回通り過ぎてしまった。それぐらい何ともひっそりとした場所だった。通り過ぎて反対側から向かうと、私が来た道からは見えないように入り口に看板が備え付けられていた。
そこはかとない陰謀を感じつつ坂を下りると、先客と思しき車が六台、いや施設の人がいるだろうから、えーと、二台から四台。本によると貸切風呂が4つあるらしいので、ぎりぎり入れるかどうかといったところか。と思いながら車から伺っていると一人の女性(たしかではない)が頭に「温泉に入ってます」という感じでタオルを乗せつつでていらっしゃった。うむ、これは玄人の来るところかと納得(?)しながら建物に入った。建物に入って見るとロビーの壁に週刊誌に載った小屋原温泉の記事がいくつか貼ってあった。それを横目で見つつ料金を払い、温泉の場所の説明を受けたが、どうやら今はだれも入っていないという。車は泊まっている人のなんだろうか。説明を聞き終わると、風呂の場所を忘れるといけないので、貼ってある記事をほって置いて温泉に向かう。左に曲がって、突き当たりを左に曲がり、突き当たったドアを開け、三回まわってワンと言うと、なるほど四つ浴室が並んでいた。全部空いていて中が覗けた(誰も入っていないから覗くというのもおかしいが)。それぞれ違うと本に書いてあったように微妙にそれぞれ違ったが誤差の範囲(?)と言えよう。小町民的考えで一番端っこの浴室に入った。入って見ると、風呂は湯の花で赤茶けていて、お湯が流れて出て行くところにも厚く堆積していた。風呂には常にたくさんの源泉の湯が流れ込んでいて、かなり感じが良い。やや寒かったので何回かお湯を掛けてすぐ浴槽に入った。が、ぬるい。源泉の温度が38℃らしいから風呂の温度はそれ以下か。親切にも熱湯が出るようになっていたが、源泉っぷりを愉しむために、まずはそのままじっくり入った。しばらくしてやっと気づいたけど、風呂に入りしなに肌につく気泡とは違う気泡が肌に後から後からついてきた。どうやら炭酸泉らしい。泡をしばらくほって置いて大きく育て(?)、手でさっと払うときのはじける感じがちょっと気持ち良い。週刊誌の記事によると、ここは全国一、二酸化炭素(だったような)が多く含まれる温泉だとか。ちなみに温泉を飲むと池田鉱泉的なピリッとした味がした。かなり満足できる温泉だと感じた。
貸切風呂なので彼女と来たい所だ。いればの話ですがね。そして一緒に入るのであればですがね。二人できて、残りの三つの風呂が埋まっていて、料金を払った後にすぐ次の客が来た場合には、なだめすかしてなんとか入れるのかもしれないが。笑い。

三瓶周辺の温泉は大体おんなじような赤い錆びみたいなのが浮いている。そして源泉はそこまで暖かくない。池田だけ放射量が多いのは池田の地下にだけ放射能を出す石があるのだろうか。結局なかなか温まらなかったので最後に熱湯を入れて少しだけ温まって上がった。熱湯で思い出したが、そろそろ甲子園が始まるようだ。隠岐は優勝候補の浦和学院とやるそうだ。がんばってもらいたい。

玄関に貼ってある記事によると日本一の二酸化炭素含有量らしいが、どうも大分の長湯というところのほうが多いような。
ちなみに池田温泉よりも山梨の増富温泉のほうが放射線量は多かったらしいが、いまはもう枯渇したとか。以上うろ覚えです。

評価 最高

3/13 海潮温泉桂荘 300円 
かじか荘といい、ここといい、海潮温泉は料金をお客さんに自己申告で払わすのがスタンダードらしい。浴室はなぜか雲南病院の臭いがしたので気が休まらなかった。建物自体がちょっと古め。親曰く、新しくなったほうらしいが、新しくなる前がどんなだったのかみてみたい。
評価 ノーコメント 温泉自体は何も悪くないが、臭いでアウト。SQ日前だったことも影響しているのかもしれない。

3/7 せら香遊ランド 500円
ここはお国を何千里、広島県世羅郡世羅町です。りんご畑などがある中にあります。
放射性温泉と在りますが数マッヘといったところ。まあ高いところで感覚では分からないと思いますが。つまるところ普通のお湯っぽいところでした。サプライズを期待する我等が温泉研究会では不評かと思いきや、副社長は「良い」といっていた。仕事が始まったばかりで、疲れているから気持ち良いのではないだろうかと今なら思う。僕には不評だった。気持ちよく風呂に入り食事をするにはまず働くことが肝心かもしれない。ちなみに肝腎要の要は腰のことで、人間で大事なのは肝臓と腎臓と腰であることから使われている、というような情報があるが、さだかではない。
評価 可もなく不可もなし普通

2月下旬 湯の川温泉四季荘 400円
公共施設なもので安い。美白成分であるホウ酸が入っているので、湯の川は美人の湯といわれる。入っているときに肌が白く見えたのは気のせいか。浴槽が緑色だったからか。上がった後に気にならなかったのでそうかもしれない。湯元湯の川と比べて安いけど露天風呂付。湯の質はいかんせん比較しにくい。二つが同じ温泉濃度なら、ぼくはこっちを選びます。副社長は湯元湯の川というだろうか。
評価 良

2月のいつか (イリスの丘の)ひかわ美人の湯(だったけか、こんな名前でいいのか) 500円。
イリスの丘の近くというか同じ敷地内にあります。売店でイリスの丘のソーセージやどこかの野菜なども売っています。
風呂の中には木綿の袋に入った何かが入れてありました。セラミックか炭だったのでしょうか。露天風呂もあり、広くてよいです。打たせ湯で急遽悟りを啓くのもまた良し。風呂に入ったときは夜だったが、露天風呂は昼間とか夕方とかに入るのが良いような。でもこの日は晴れていたので星空を眺めながら入浴ができたので良かった。湯を果敢にも飲んでみたが覚えていない。基本的に塩素系の匂いがしていたのは確か。安い値段でどこまで要求するのかこのプー太郎は。
評価 良し

2/22湯原温泉砂湯 無料
川の傍にあり、お湯はすぐ下からじかに湧き出ているであろう温泉。ほぼ完全に露天風呂で、屋根のある部分が少しあるだけ。体を洗うところも建物の中の風呂もない。ちなみにというか大事なところは混浴であること。若いカップルや、そうでもないカップルや、そうではないカップルなども入っていた。入った日は雪のような雨が降っていたため、そのすべてを頭や肩で受け止めることになる。冬だから寒さがちょっときつかった。が、かといって夏ってのは露天風呂にとってどうなんだろうか、入って暑くて、出ても暑くはないだろうか。でもやっぱり出ると少し涼しさを感じれるのだろうなあ。冬は寒さを感じながら湯に浸かれて結構好い気がするのですが。
しかしそれにも風呂では温まることができるという条件がある。この日は雨のためか湯の温度が低く、震えながら(大げさ)寒いままぬれた靴をはいて(自分のせい)上がることになる。外人のお客様もいたのでひそかに楽しめた。今度は三朝の河原の露天風呂(無料)に入ってみようっと。
評価 いいっすね。

2/21 皆生温泉 OUランド 310円
風呂に入る前に源泉を飲んでみたがかなり普通ではない。そして期待して入ったがそのようなお湯ではないような気がした。風呂のお湯を飲んでいないから分からないが。かなり広く、浴槽の種類は、大きい風呂、サウナ(別料金か)、薬湯、水風呂、露天風呂、ジェットバス等がある。料金と比べると良いのではないでしょうか。難点は人が多くてさわがしいことかいな。
評価=一般的には良

2/16 君田温泉の森 600円?(この「はてな」は高すぎるんじゃないの?の「はてな」ではありません。)
ここは54号線を布野から10キロ程度入ったところの温泉。
泉質は白っぽく湯垢があるやつで、美人の湯系らしい。風呂場のところどころに、「浮いているのは温泉の湯の花で垢ではありません」との趣旨のことが書いてあった。匂いをにおって見ると木次の湯ったり館に似た汗臭い匂いだった。なんなんでしょう。サウナ露天風呂が付くとどうしても500円を超えるようだ。それを考えると大森の湯は狭いがすばらしいといわねばなるまい。
評価 泉質 70 施設80 泉温60 コストパフォーマンス悪し。
ただしこの日は疲れていたし、まだ運転が残っていたのであまり正確なレビューではない。かといって正確なレビューがいままでできていたとも、その必要があるとも思っていない。

2/14 掛合満寿の湯 300円
去年くらいにできた温泉。のような気がする。とにかく新しい。
いたって普通の風呂で、唯一気が付いたのは排水が詰ったことか。浴槽の湯は相当に普通だった。おそらくかなり薄めてあり、塩素で消毒もしてあるんじゃなかろうか。一回聞いてみたいね。帰りに温泉スタンドで湯を汲んでいた時に見ると、結構黄色っぽく、硫黄の匂いのする湯だった。このことからも、やはり薄めてあるんだと思う。見る目が厳しくなってきてんな。でもまあレジオネラ菌で死ぬよかええっしょ。
ちなみに満寿山というのが近くにあるからみたい。3/16
評価 泉質70 施設50 泉温50

2/12 三瓶温泉さんべ荘 500円 
福山まで運転した帰りに入ったところ。前日にくにびきマラソンを走ってたのと組み合わせて疲労がたまっていたので、ここの温泉が筋肉痛神経痛に効くというのが魅力的に思えたので入った、わけではなく同行者の推薦による。しかしランニングで肩が筋肉痛になるとはね。最後のほうは腕振りで走ってたからかねえ。そういうのも初体験だ。ちなみに昨日走り終わったあとにも入ろうと思ったが、湯の川にも海潮にも振られたためにどこにも入浴しなかった。
ここはサウナつき、各種露天風呂ありなので、なるほど500円だな、という感じだった。泉質はかなり池田温泉に似ていて、お湯を飲むとピリッとした感じがした。やっぱ同じ三瓶関連の水なんだなと感じた。ではなぜ池田ラジウム鉱泉だけがあんなにラジウムチックなのかはわからない。またここの湯は含塩化土類食塩水といって保温効果があり、熱の湯と呼ばれるものだそうだ。
最近いろいろ入って感じたことだけど、大抵のところでは温泉を薄めて使っている。もしくは塩素を加えていたりもする。やはりこの前のレジオネラ菌の騒ぎからか。それとも前からなのか。ちなみにここの温泉では内風呂、普通の岩でできた露天風呂ではかなり薄まっていたが、陶器風呂、釜風呂、檜風呂の各種露天風呂はおそらく源泉をそのまま使っているようだった。(口の中調べ)温度はそこまで高くないけど、それだけにゆっくり入れて筋肉痛に効きそうな気配。
上がってしばらくすると膝が痛かったのが直っていたことにふと気が付いた。おそるべし。しかし肩の筋肉痛はしぶとく残った。あったかさも気のせいか結構残った。気のせいかも。
評価 泉質90 施設90 泉温あえて90


1/25 海潮温泉かじか荘 200円 1/26日改訂
僕らのホームスパ(ロイター通信調べ)(ちなみに温泉を英語でspaというけど略語ではなくspaでちゃんとした単語みたい)の三刀屋深谷荘に行こうと思ったけどなんと7時で閉まってしまっていたので急遽海潮温泉に行くことに。
ここへは過去に友人と自転車でずぶぬれになりながら入りに来た事がある。目的地はここではなかったけれど。建物は、古い。管理人さんはいなくて、お金は入り口の箱の中に入れておき、人数確認のためにはんこを押しておく。人がいないので石鹸などの備品は買えません。
さて風呂ですが昨日の株湯よりもグレードアップしていて、お湯の出る蛇口が一個ありました。しかし石鹸類の備品は皆無。風呂場の天井には多数の水滴、脱衣場の天井には多数のしみというかカビ。体重計あり。泉質はどうもつるつるの美肌湯系。うーん。
評価 設備5 泉質60 泉温
どうもこれからは石鹸類を常備しておいたほうが良いのかな?
ちなみに置いてある牛乳は大東牛乳でした。うーん、女湯担当の人いないかしらん。

03/1/24 三朝温泉発見の湯「株湯」200円

本当は広瀬に行きたかったけど急遽行くことになったところ。
さて、吾等が温泉陸上部員が入ったのは旅館とかそういうちゃんとしたとこの風呂ではなく、共同浴場的な古っちい「株湯」というところ。本当は木の株を掘ったら湧いたという理由で株湯だそうだ。

泉質はラジウム入り。最高放射線量702マッヘ。泉温70度。世界最高とか有数とかのラジウム泉といわれることもあるけど、ラドンの含有量が世界一だそう。放射線量なら池田温泉だい。
で、肝心の風呂はというとお湯の出る蛇口なし、石鹸類なし、という惨状だった。そして風呂はとことん熱い。まあお湯が熱いのは大歓迎だけどね。こちとら江戸っ子でい。温泉の湯を飲んでみたら池田温泉のお湯を薄めたような味がした。だけど飲める程度の味だからね。かわいいもんですよ。しかし、一回入った後は石鹸もないしお湯も蛇口からはでないということであまり体を洗う気にはなれなかった。まあ温泉の湯で体を洗うのはそれはそれで贅沢ですが、僕らビギナーには石鹸類の欠如はいたい。うーん評価はどうでしょう。
評価 泉質90 設備0 温度 熱い
ここも野趣(!?)あふれる風呂だけれど、なお追求したい方は河原でも完全露天風呂の温泉(無料)がありますので寒くない時にどうぞ。今日は雪が降ってました。幸(ゆき)が僕らの頭上に降り注ぐ日は来るのでしょうか?

 

03/1/18 ヴィラ船通山斐乃上荘料金310円

福山から帰る途中で入りまして候。横田の市街地(この言い方もいい加減なあ)から11キロ。途中でもうこれから先は県境しかないだろう思って、引き返そうとしたくなったところにありました。

実はここへは小生が小学生の時に来たことがあるのです。とてもぬるぬるする風呂で、当時はショッキングでした。そのときは建物の裏ではカジカがえるが鳴いていたりしてました。今でもまだいるのでしょうか。サンショウウオは歩いていける距離にいるみたいですが。風呂は黒っぽいような青っぽいような石でできていて、それらが全面的に「ぬるぬるしてますよ」、といいたそうな温泉でした。

昔の建物はそんなに覚えていませんが、今は最近立て替えられたかしたような、ヴィラの名に恥じない豪華さというか小奇麗さでした。ヴィラが何を意味するかはわかりませんが(ヴィラは別荘の意:編集者注)。しかし、最近行くところは等しく同じ時期に建てられたとおぼしき雰囲気だけどなぜでしょうか。湯ったり館、深谷荘、島根湯村温泉などなど。

さて、肝心の風呂ですが、泉質は覚えている範囲では低張性アルカリ性…とか言うもので、とにかくアルカリ性でした。そして放射性の泉質でもあるようです。そしてここは日本三美人湯ならぬ「日本三大美肌湯」(そういえば今日は古本屋で鈴木その子の「美肌は得よ」とか言う本を見たなあ)なのでありんす。一回の入浴ではいかんともしがたくはべりしに、何度も入ればきっと美肌になることでしょう。帰りに寄った、三成のポプラのバイトの娘(娘とかいて“こ“と読む。副社長が美人だって評価を下した)もよく入ってるのかもしれないですね。

さて浴室は昔と違い全面的に「滑らせてなりますものですか」という石で出来ていました。昔のぬるぬるのなごりは出入り口のドアの風呂側の取っ手にわずかに残されているだけです。さて、体を洗って風呂に入って体をなでてみると、「あれ、石鹸を洗い流すのを忘れたかしらん?」と思ってしまうようなぬるぬるっぷりです。いやー、久しぶりに来てよかったです。来待のもアルカリ性でしたが、phが違うのでしょうか、こっちのほうがよりぬるぬるです。備品はちゃんと普通のものがありましたが、一つのシャワー蛇口につきワンセットとまではいってませんでした。館内の売店では、イチョウの葉とはと麦ベースの「ボケないお茶」という物と仁多米があったのでポイントアップルティー(アホ)。

評価=「何であろうと、ハンニバルは入浴をする」(ローマ人のことわざ+α)

ところで最近温泉場の設備と温泉の泉質とを分けて評価したい気がして来ました。池田温泉のように泉質が面白い温泉と、そのほかをトータルでくらべて評価するのはおかしくなる気がしますので。といっても今までの評価の仕方ではどうしようもなくわからない気がしますね。

というわけで、

泉質=優 

設備=香 総評=優香が癒し系って?(鼻笑)

泉質は良いけど、浴槽に変化を求める場合にはよろしくないかも。でも窓から見える景色は良い。

05/2/18更新 

 

横田 「かたくりの里 民宿たなべ」 500円

1/30

マツケイ本社で働いた時に、同じ部署にいた女性が、「先週横田の、なんていったっけなぁ〜、山奥の温泉に行ったけど良かったよ」って言っておられたので、負けてなるものかと、聞いた週の週末に、横田のオッサンから入浴半額券を受け取りつつ入浴しにいった所。

僕が中国山地に向かってヴィヴィオを駆る時はよく吹雪になるんですが、この日もなかなか良いふりっぷりでした。横田の国道沿いはなんともなかったのですが、山奥に入っていくと、降った雪が道路に積もっていくようになってました。あなどりがたし、雪国横田。

で、駐車場について、凍った地面でこけつまろびつしながら、入る建物がどれかわからず迷いつつ到着。

建物の中に入ると囲炉裏があり、すっげいなぁ〜と思いました。で、靴を脱ごうとすると、玄関に同じような靴がずらーっと、ところ狭しと並んでいたので、「すわっ、団体で入浴か?」と恐れましたが、囲炉裏を囲んで、横田のある地区の婦人会が新年会をしているよう。帰るときにはどじょうすくいみたいなのを大音量でやっていて、「こんなとこでこんなに騒げるとは、」って驚嘆しました。普段はとっても静かなところだそうですが。

受付に半額券を出すと、「お一人ですか?」ってすごく不思議そうに聞かれ、3人まで半額で入れるんですがいいんですか〜?みたいなことを言われましたが、こっちは男一匹独り鶏、「もち」って答えるしかございませんでした。

囲炉裏を二つくらい通り過ぎ、浴室に入るとちょうど唯一の入浴客の一人の男性が上がられるところだったので、独占禁止法に違反しないか不安になりながらも、風呂を独占して入浴しました。体を洗うところに鏡がないのが少々気になりました、といいたいけど、実際にあったかどうかは記憶の奥の、闇の中。ここは上記の斐乃上荘と同じような泉質で、やはりつるつるしました。けど、気のせいかもしれませんが、つるつるっぷりが少々少ないような気がいたします。それがいいのか悪いのかはまた、僕の心と同じく闇に包まれてますが。

なんだかんだいっても、ここが斐乃上荘と比べいいところは露天風呂があるところでしょう。そうそう、特に今日みたいに雪が吹雪いている時なんてね、たまらないでしょうね、ええ。ほいじゃあ外へ行きますかね。

「ききー」(外へでる扉を開けた音)

「キキ」(魔女の宅急便のヒロインの名前)

さぶっ。肌に直接触れる雪はまた格別ですな。

「じゃぼん」(お湯につかった音)

「じゃぽん」(日本)

ぬるっ。ぬるぬるしてギャグが滑ったりってんじゃなく、温度がヌルイ。

吹雪の時はあまり露天風呂はよろしくないようで。でもお湯が足されていっているところはちょうど良い温度でした。

で、帰るときに受付のところで女将さんと思われる方と話をす。温泉も良いけど食事も岩魚料理や、イノシシ鍋(要予約)などがあって売りだそうだ。イノシシを養殖っていうか、飼っているところがあるって聞いておどろいた。猟師が捕ってくるんじゃないのね。

評価 泉質=斐乃上荘-20 施設=良。

 

 

きまち湯治村大森の湯 料金300円。
入る前は、大社で今日中に川本真琴に会えますようにと願ったのにかなえてもらえなかった感じなので(その代わりやくも号と雪かき車には会えた。また次の日には川本真琴から年賀状が来たが。)、少しテンションが低かったが、入った後は50%ぐらい上がった。泉質は低張性アルカリ性低温泉と、やたらと低そうだけど、いわゆる美人湯と言う感じで、肌がつるつるした感じになる、気がした。ここは来待のであろう石を使った岩風呂と檜風呂があり、一週間交代で男湯女湯が入れ替わる方式みたい。湯ったり館みたいな感じである。これを湯ったり館方式と名づけなくもない。しかし、何と言ってもここの売りは(と言っても我が研究会的には、だけど)、間違いがなかったら間違いなくサウナである。ここのはトロンサウナ(トロンについてはこちら)と言って、ドイツの保養地「バーデンバーデン」というところから持って来た天然鉱石「トロン浴素」と、遠赤外線ヒーターによって、50度と言う低温で、80度ぐらいのサウナに入っているよりもじゃんじゃん汗が出てくる。お年寄りはもとより、ナウでヤングなわこうどでもかなり快適と思われる。しかし定員は3人、みんな知り合いなら4人いけるか。といった狭さである。露天風呂もあり、寒い今の時期には、湯が外の気温にあわせて、中の湯温よりも高めに設定してあるという気の配りよう(のような気がした)。車で到着した時は雪が降っていたのについて風呂に入っていると青空が見えて、太陽の光が風呂の湯気にあたって幻想的な雰囲気もした。
ネガティビストにしてオプショニスト(備品等にうるさいという意味)の私だけれど、ここの備品は炭檜石鹸があり好感が持てる。かなり主観的で目安にならないが。また畳の休憩所も木次牛乳も血圧計もあり、かなりくつろげる仕様になっている。ちなみに血圧は111〜44だった。記録的である。ひょっとして高血圧に効くのではなかろうか。ただ惜しむらくは、ここにしかないというお土産がないことであろうか。食事がしたい場合には隣にいろり茶屋という、そばや田楽が売りの店がある。
評価=雪空の中到着し、風呂に入っている間に天が晴れた故、天晴れの湯と名付く。(古事記、風土記的なこじつけ的なノリで)


玉造温泉ゆ〜ゆ 料金600円。 四階建てぐらいの建物の最上階(?)の風呂。行ったのはずいぶん前なので記憶が少ないが浴槽は広く、ミストサウナはぬるく、普通のサウナは臭かった。サウナはいるのも別料金で、コストパフォーマンス的にはあまり良くないが、玉造温泉で泊まったりせずに、温泉だけに入られるのはここしかない。
以下引用
泉質は、無色透明の芒硝泉(ぼうしょうせん、Na・Ca ̄・So・Cl泉)でさめにくく、リュウマチ、胃腸病、婦人病、皮ふ病などによく効く名湯です。「出雲風土記」にも、「ひとたび濯(すす)げば形容(かたち)端正(きらきら)しく再び浴(ゆあみ)すれば万(よろず)の病(やまい)悉(ことごとく)除(のぞ)こる」と記されています。
だそうです。
また、二回には食堂もある。しかし、温泉が4階にある理由がわからん。外も見えなかったはず。
評価=♪空も飛べ〜るはず〜、はずじゃ飛べねえよ。

尾道らへんの養老温泉 入湯料800円 受付には駄菓子がたくさん売っている。無料でだだっ広い休憩所を使える。なにもない、ふつうの銭湯みたいな所なのになぜ800円なのか。
評価=つらい。

木次、吉田の湯村温泉 入浴料=共同浴場、清嵐荘ともに三百円 
共同浴場 無料で浸かれる足湯がある。売店には少量ながらも、焼きさば、木次牛乳、漬物等の渋い商品が並んでいる。風呂は露天あり。体を洗うお湯さえも温泉という贅沢さ。これはポイントが僕としてはかなり高い。常に一定量の湯量で大きい桶にお湯が流れ込んでおり、それを手桶で掬って使う。シャワーはさてあったのだろうか。こんなに贅沢で300円と東京の銭湯より安いなんて。また備え付けの石鹸が炭入りの檜の匂いのする石鹸であることもストライクである。湯温も良。湯上り後には肌がすべすべする気配がする。
評価=川本真琴

12/31改訂版
改めての評価としては、副クラブ長が、朝の為か湯がぬるく、体を洗うところが狭いのと、床が石であるため足の裏のつぼが刺激されて痛くて良くない(不健康の賜物ではなかろうか)というところから、あまり良くなかった。お湯が少しぬるかったことは確かかもしれないが、しかし私は何もかまっていない川縁からも温泉が湧いている自然な感じと、少し不便だが体を洗うのにも温泉使い放題300円というところ、対岸からなら女風呂が覗けるのではないかという期待感から評価をストロングバイからバイに引き下げるにとどめておきたい。実際ぬるいと言っても、温泉に浸かってから、露天風呂に移動する時に立ちくらみに襲われてしまったから、そんなにぬるいこともない気がする。
再評価=髪を金髪にした川本真琴

清嵐荘 売店はこれまたしょうゆ等いいものがある。小学の頃おじいさんやおばあさんやおにいちゃんとで来た時に、一粒で二度美味しいという触れ込みのお菓子をかってもらったのを覚えている。レモンスカッシュもそのとき飲んだがあれ以来飲んだことがない。
風呂 かなりしっかりとした露天風呂。湯の出口にはコップが置いてあり飲めといわんばかりである。飲んだ感想は特に覚えていない。泉質は共同浴場と同じ。体を洗うところは一般的なスタイル。顔を引き締める効果があるという洗顔が置いてあった(評価者は備品にうるさい)。最近新しくなったので、新しいところが好きな人は良いんじゃなかろうか。
評価=
松浦亜弥 

佐田町ゆかり館 こりゃまた新しい。デフレ不況もなんのその。このmawariの店はポイントが高い。駐車場の雲太の館は農産物、お茶、漬物、民芸品などがあり、みていて愉しい(評価者は売り物にさえこだわっている)。
風呂は、うーん。サウナ、水風呂、露天風呂、打たせ湯付き。これだけあるが僕の評価はぱっとしない。なぜじゃろ。湯温、泉質に特徴が見られないためか。温泉施設というより宴会場や食事が主なのかもしれない。
評価ふつう。

湯の川温泉湯元湯の川 いわずと知れた、と思いつつやはりいわんといけないと思うのでいうと、ここは日本三美人の湯の一つ。後の二つは、やはりいわずと知れているのでいわない。友人と前から行こうといいつつ、のびのびになっていたところ。湯元湯の川は宣伝でもやっているところであるが、湯に入っている時の評価は二人とも低かった。シャンプーかボディーシャンプーがお茶であり、炭であるのは良だが、天井からぽたりぽたりと頻繁にしずくが落ちるのと、二人のように胴長短足嘆息でも座るとあごが出るのがやっとという湯船の設計が心象を悪くした原因であろう。脱衣場では値幅制限を越えてストップ安の売り気配。しかし湯から上がった後の体の保温性は良好であるとの判定。結果前日終値より5%低いところでの終値となった。
評価=ファンダメンタルは良好だが、チャート的には好ましくない。

多伎イチジク温泉 海が見える露天風呂は技あり。しかし冬はそこに行くまでに足や体が冷えるので注意。イチジクの入った薬湯は効果。上がった後に自由に飲めるお茶は有効。しかし唐辛子を入れすぎると教育的指導となる(亀嵩の温泉かも)。湯上りに脂肪を計れる体重計、足つぼマッサージの板があるのは有効。露天風呂に入っている時にJRの列車が見れれば一本 
評価=
でっっっ!?(窪塚洋介)

亀嵩玉峰山荘 500円 記憶が薄れつつある。露天風呂から見える景色は(陽当たり)良好。(めぞん)一刻を争わない時ははるばる運ばれてきている木次牛乳を飲むのこと。イチジク温泉かここかの(らんま)1/2の確率でおいてあるしいたけ茶や唐辛子茶は飲むよろし(評価者はただに弱い)。茶を飲みつつ、ソファーに座り日経を開き、「日本経済はどうなるのか」 と憂いをこめた表情で嘯くのもまたたのし。売店では同級生が売店の店員をやっていらっしゃったが、タッチの差で逃げ延びた。砂風呂や宴会場もある 
評価=しがたい。

木次湯ったり館。 500円。 血圧計、健康度測定器あり。プールやサンワーク木次では運動器具があり、運動した後に汗を流したり、温泉につかり疲れを癒すのもおつなものではなかりょうか。男湯と女湯か定期的に変わるのがすばらしい。泉質は普通っぽいけど、なんとなく硫黄の臭いと言うか、汗臭いような湯である。しかしアルカリ性の温泉。詳しく言うと、無色透明無味無臭アルカリ性単純温泉。ph9.55。色も匂いも味も何もない単純極まりない温泉のよう。しかし、phが9.55はすこぶる高い気がする。露天風呂は少々歩かないといけないが、屋上で星空を眺めたり、雪化粧をした山々を見て心を洗い流すのもまたリラックス効果があるのではないでしょうか。明るく広いサウナは好感が持てる。また地下数百メートルからくみ出した地下水の水風呂はサウナで火照った体に心地よく、また飲んでも渇いたのどを潤すのによい。(地元なものでほめすぎ)。他の同じような施設と比べても良い気がする。
評価=
竹仲絵里

三刀屋深谷荘 300円 まずこの値段はもう少し高くてもよいという提案をしてみたい。値段にうるさい評価者としては異例な提言だが、ここは安くても来ない人は来ないし、来る人は高くても来るであろうという予測からはじき出された、責任なき提言である。何せここは国道54号から、車が一台しか通れない道が随所にある道を3.5キロぐらい山道を登ったところにあるのでありんす。僕は二回目だが、ここの売り物はいい。風呂の備品はお気に入りの炭檜石鹸。湯船は3人ぐらいが入るのにちょうどよさげ。体洗う場所は3箇所。泉質はカルシュウム硫酸塩水。飲んだ感じはカルシウムと鉄と硫黄の味がする気が。湯の温度が少々低い気がしたが、まあいいんじゃないっすか。ちなみに、僕が来た二回とも他のお客さんには一人もあっていない。すなわちゆるりとのびのびとはいれるわけ。上がった後は無料の漬物を食べつつ茶を飲むもよし、入る前に頼んでおいたそばを食すもよし、さまざまな楽しみ方が出来る温泉と感じた。なお外には温泉が垂れ流しにながしてあるので、無料でもらえる入れ物に温泉をいれて家の風呂に足すのもよいのかな?
評価=80点
2/1 ここがホームスパだという運転主任は道を間違えた。風呂は他に人がいるととっても苦痛。

三瓶近くの池田ラジウム温泉  (この温泉に行く前に通る必要のない道で、雪のために難儀した。助手兼ドライバーの友人は「絶対に忘れることはない」というぐらいにひどかった。)
300円 泉質 含土類食塩泉放射能泉 ただひたすらにすごい。普通じゃないことおびただしい。僕の一押し。ここのラジウムの放射線量はたしか6600マッヘぐらいで世界一の強さと認定されている。一度この湯に入った人は生殖細胞が遺伝子異常を起こし、子供が出来なくなる、と言うのは嘘で、神経痛や高血圧、傷、筋肉痛等(どこの温泉も効能は同じに見えるが)に効くらしい。飲んでもよいらしい。味は、炭素味、苦味、辛味等とのこと。飲んだらまず吐き出します。ものすごく舌を突き刺す味であり、舌の知覚が脊髄に行き、反射で吐き出すみたいな感じです。しかしそれでも飲みまくったためおなかの調子が少し変になり、数時間後の屁の匂いも変なにおいでありました。僕らが入ったのは一番風呂だったらしくふたが閉まっており、湯がぬるかったです。ふたを開けたら、表面にカルシウムであると言われる被膜が浮かんでいるのにまず驚いてしまいます。そして飲んでみて味に驚き、しばらく入って上がると、その湯当たりチックな感じにまた驚き、意外な体の火照りに驚く。上がった後しばらくはテンション下がります。あるいは僕らが入りすぎたのかも。体は風呂から上がった後にもかかわらず臭いっす。
また、建物の外には飲めますと書かれた山水が流されているところがあったけど、この水も普通の水ではなく、すこし塩味がかったような水でした。どうも普通の水にはありつくことの出来ない場所のようで。
評価=御神籤番号1番、大吉でお願いします。
続く。
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