八月の僕の流行語―リストラ (8/31)

何故今頃流行語としてリストラなのか。それが自分の中で流行語になったのは八月上旬に島根に帰り、友達とドライブをして、友達が行ったことがないというから木次線の広島側の終着駅である備後落合駅に行き、うろうろしていた時だった。友達が駅舎から出てきたときの会話
(以下うろ覚え)
僕「なんかあった?」
友「いやー、やくも号にあってきました。」
僕「あー、昔の車両の写真のね。」
友「そう。見たことあるん?」
僕「この前東京から鈍行で帰ったときにちょっと見たんだけどね。ディーゼル時代のだよね。いそかぜやおきみたいな形の。L特急の形になる前の。」
友「…。」
僕「…。リストラしなくちゃいけないなと思ってんだけどね。」
友「えっ?」
僕「頭の中の知識の。」
友「…。」
(フィクションも多少入ってたり)
思えば最近いろいろなものに興味を持ちすぎた結果、いらんことに対する知識が増えすぎ、本を買うお金的にもちょっとなーと、思っていた。また些細なことでさえそうなのだから、重要と思えることも手広くなりすぎていて、探求の矛先が鈍っていたのを反省したりしていた。
そんなことやり取りを知る由も無く、他の友達と話をすると「さすが雑学王」とかということを言われたので、これはもういけないと感じた。
しかし今日、友達と会話をした後で「でもいろんな疑問に思ったことを調べるのってたまらなく面白いんだよなー」ということに改めて気づき、僕はL特急の「L」の意味を調べるのでした。

戻る