頓原、赤来

5月中旬?頓原温泉 琴引荘 300円

友人とともにバレーの後に行った。この温泉があることを長い間知らなかったために近いくせに行っていなかった。

その悔しさをバネに、あまり温泉に行かない友人といっしょに行った。

場所は我らが国道54号線の掛合からの頓原に向かって峠を越え、町まで降りきったところから頓原川?にそって上って行ったところにひっそりとあった。この温泉は昔潰れたみたいだけど、近所のおばさんたちの有志が再開したものだ。もともとの温泉は温泉水をビンに詰めて、飲み物として売り出していた、とかなんとか。しかし時代が早すぎたのか、だめになったらしい。炭酸の水を健康のために飲むことは大正天皇もやっていたみたいなので、結構昔はメジャーだったのかもしれない。

で、その温泉は前にも書いてある通り、炭酸や食塩を含み茶色っぽいもので、これは三瓶山周辺では共通した泉質のように思われる。でも成分表を見ると結構違うんすよね。もちろんそれぞれも違うけど、池田ラジウム鉱泉(光線と間違えて打ったら、なんだか下痢になりそうなビームを彷彿とさせる気がした。)だけはずば抜けて放射線量が多かったりするし、ことほどさように温泉は奥が深い。
でもって施設は結構ワイルドっつうかウームと唸らされる設計だった。行った時だけかもしれないけど、脱衣場が一つでその部屋から男湯と女湯にそれぞれつながっていた。でも入る時は何事もなく思う存分脱衣した。浴室はまあ狭い感じで、深谷温泉を2倍にした広さか。湯船は1.5倍くらいかも。ここの湯は普通の湯を熱した熱湯とぬるい源泉がそれぞれ蛇口から出ていて(ひょっとしたら水もあったかも)、好きなように湯温を変えられるようになっていて、ユーザーフレンドリーな感じだ。しかし、僕が入っている時にいっしょにいたおじさんが熱湯以外を止めて、かなり熱くしたのでまったりと入ることなく、いそいそと出る羽目になった。とはいっても友人よりは相当ゆっくりしていたみたいだが。で、脱衣場で汗をかきかき、ふきふきしていたら臨時(であると信じたい)女湯からおばさんが、「あなたあがった?」と僕に声をかけてきた。「いいえ、違います」と言いながら、下手して上がってこられたらことだと思い、汗をかきながらもパンツを着始めた。そしたらまた「あなたなの」と今度はドアの近くから声がしたので「ちっ、ちっ、違います!」と言いながら、汗まみれでシャツを着、ズボンをはいてほうほうのていで脱衣場から逃げ出た。なんというか全体的にいそいそとした温泉だった。

 

 

4月上旬か三月下旬 
立久恵峡 渓谷の宿 
御所覧場 500円

立久恵峡には他に少なくとももうひとつは温泉があるが、とりあえず最初に見つけたのでここに入った。露天風呂という標識があったので入っていこうとすると、入浴料は喫茶店かフロントへとか書いてあったので支払いに行った。この調子だと払わずに入っている人も少なからずいるだろうと感じる。時間が夜だったので立久恵峡の対岸はライトアップされていて、何とも良かった。今度は昼間や秋に来て見たい。お湯は透明だったので、景色だけの風呂かと思いきや、流れてくるお湯を飲んでみると(またかよ)、とってもこゆい味がした。ここは景色だけではなくお湯も本気だなと思った。泉質は含砒素石膏食塩水だそうだ。しかし、冬も終わりかけているがそれでも室内ナシの露天風呂は体洗う時が寒い。しかし露天風呂のいいところはやはり室内風呂と違い外の空気を吸いながら入れるところだろう。室内だと入っていて息苦しくなってくるが(ぼくだけ?)、露天風呂は入りながらもすがすがしい空気をすえて、気分がいいまま湯に浸かっていられる。マイナスイオン的にも露天風呂のほうが良いのではなかろうか。つうか砒素ってどうなん、林さん?
どうも神経痛リュウマチに効能があるようです。



3月中旬 
赤来町 
憩いの郷 衣掛 300円
前は地下に温泉があり湯船が茶色になっていたそうだけど、いまは五階あたりの高いところに浴室がある。お湯はいたって普通のお湯だと思った。つらい。しかし、入ったときは天気がよく、日光が浴室内に降り注ぎ、とても暖かくて日光浴気分になれたのでよかった。そうでなかったら、つらい。五階ぐらいにあるので眺めは良いのかな。
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