終わり

関係ない序ー

(徳島弁では「じょー」と文の最後につけることがある。
例 ハタ坊だじょー。
…後は思いつきません。)

自分自身を嫌いな人は、虫除けスプレーをかけられた虫のようなものだ。―それはどこかへ逃げたいと思いつつも、どこへも逃げることができず、永遠にもがくことしかできない。
―オサム・F・フジハラ(堕落者) 

本編

いろいろと
愚痴を言っては
みたものの
8月9日
心身快調

8月9日は水郷祭の次の日。結局うれしく、楽しかったんでしょうか。目覚めもよく、気分も晴れやかでした。珍しく6時間睡眠をとれたことも要因として挙げられるかもしれません。

「うわの空」
それがいいとも
言われたが
あの子にもそう
映っていたのか

第一の
願望だった
「読書家」は
会ってまもなく
関係なくなり

五時起きの
抜けるような
青空を
切り取ったような
Tシャツを買う

「花火嫌い?」
「人ごみ嫌い?」
「初めてなの?」
問い詰められて
少したじろぐ

「夏が好き」
「人ごみ嫌い」
「花火好き」
「冬は嫌い」で
僕はどうなの?

といったところでそろそろ終わりの気配。

もう少し
わかりやすい
人になろう
前にもこんな
反省をした

すばらしい
人を紹介
されたけど
我、すばらしく
すばらしくない人

ちゃんとした
男の人と
出逢うよに
あなたに送る
訣別の文

お別れの
メール
を送るの
逡巡し
月の終わりに
ようやく投函