神戸へ無謀旅行
最終章
03/8/1,2
最終章というと虎舞竜のロードを思いつく。
さて、何が起こったかというと、何も起こっていない。僕が軽く食べ始めようと自分のラーメンへ箸を伸ばそうとしていると、Hさんは手を合わせ、
「いただきます」
とおっしゃっただけ。ね、普通でしょ。だけど、なぜか、ぐっと来たんです。あー、この人はものすごく素直ないい人だなあと、後から後から効いてきた。ごめんなさい、馬鹿な話で。ただ、ここを書きたいがための旅行記だったかもしれない。
さて、ラーメンは僕が自分のとあわせ2杯食べてしまった、様な気がする。ご馳走様でした。
食事終了後お土産屋を物色してから車へ。運転は僕。
同級生が結婚した話など、話は恋愛系の話へ。
「W氏はいろんな人から、付き合うならしっかりした年上の人がいいと言われるらしいけど、どう思います?」
「え〜?(よくわからない)」
「僕は年上とかなんとかってのは関係ない気がするんだけど。なんていうか、頭でいいと思っていても、そういうのって都合よく好きになれるんかなって思うんだけどね」
「そうだね」
とか
W氏「Hさんってエロ系のビデオ(以下省略)」
W氏「Hさんは彼氏つくらないの?」
「えっ?」
「そういうのって作ろうってすぐ作れるもんじゃないんじゃないの」
「そうそう」
とか、
W氏「Hさんは結婚する時なにを重要視する?」
「うーん。経済力かな」
(がーん)
とか、ということを話しながら帰ってった。
帰りは木次までずっと高速道路を通って帰る。で、家に到着。
W氏はえらくねむそう。Hさんは眠ると襲われるという緊張感からか、昨日からまったく眠そうなそぶりを見せられなかった。それがまた意外だったりする。家に上がってもらい、お茶を飲みつつ話をする。W氏は横になり、眠る。僕はHさんと、なぜか僕が徳島やら広島やら愛媛に自転車で行ったことについて話をする。知られてないかと思っていたのに、知られているものなのですね。思いっきりあほな人間として認識されている可能性が出てきた。
その後、尾道ラーメンを食べに行っていた話になり、なんやかんやで、今度はいっしょに尾道にラーメンを食べに行こうという話になった。が、涙無しには語れないが、一度たりともいけなかった。そのため尾道ラーメンにはひとかたならぬ執着がある。(広島遠征2参照、するほどでもない)W氏の眠気も覚めたところでお帰りになる。
そこで別れ際に、Hさんから、車などお世話になったからということで、紫色の八つ橋をいただく。またしても感動を覚える。
以上で終わり。
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