目標とする歴史上の人物、その名は…
ギャグを含めて言わせていただくならば、またギャグしか言わないので一人だけしか言わないわけだけれど、目標とする歴史上の人物は、アウグストゥス。
え?
「ギャグと言いながら誰か分からんし笑えん」
ですって?ごもっとも。アウグストゥスは古代ローマ帝国の初代皇帝で、紀元前63年に生まれ、77歳まで生きた人物。なぜこの人なのか?私もこの年になると、目標とする人物に自分の感じとあまりにかけ離れた人をあげる気が全くしないわけで、要するに少し親近感があるわけで、だけど相手はかの有名なローマ帝国の初代皇帝なわけで、基本的にかけ離れているわけで…。
んで、どこに親近感をもったかというと、
胃腸が弱くって、体も弱かったところ
彼は戦争になると矢という矢が自分に向かって飛んでくるような錯覚に襲われていたであろう、と評されているくらい物理的に臆病なところ
誰にでも心を開く人でなかったところ
では、どこらへんが目標とすべき点なのか?というと、
まず、その肉体的な弱さに応じた生活をして、当時としては長命といえる77歳まで生きられた(ローマ帝国の礎を築き上げられた)こと。
さて、それではその生活法は?まとめていうと、無理をしないということ。彼は自分の体が弱いことを良く知っていて、だけどローマの人々の平和を作り出す(平和は守るものではなく作るものなんだろうなあ)ためには健康でいないといけないって責任感から、非常に体を大事にしていたのでしょう。でも、体が弱かったけど、中国の秦の始皇帝のように不老不死に血眼になっていないのはもとより、医者を常時身近に控えさせるということもしていなかった。死に対する文化的な見方の違いもあるのでしょうね。
まず、食べ物は食べたい時に食べたいだけしか食べなかった。お腹がすいた時に食べて、ちゃんとした食事時間には何も食べないことが良くあった。
これはやさしいようでできないですね。さすがローマ皇帝。時々したくってしようとするんだけど、家ではいいんですよ、家では。いや、家でも「あと少しだけん食べてしまえや」って無理やりでもないけど親からすすめられるのよ。僕の胃腸の弱さを熟知しているであろう母親ですらそうなんだから、いわんや、なにも知らない他人においてをや、です(はい、ここの言い回しについて知りたい方は漢文の本を読みましょうねぇ?)。つまり、親戚の家などにおよばれに行った時、僕があまり食べないでいると、「あら、あまり食べてないね、もっと食べなさいや」「うちで遠慮してどげすうかね」とかと、僕が普通の人の胃腸と同じであると考えて、食べることをすすめてこられるわけ。家で食べる時でも親に気い使って食べている私が、親戚の家でそういう勧めを無下に断ることができるでしょうか?いやいや、それだけならいいですよ、少し無理をすればいいわけですから。しかし、僕は他人の家など、自分のテリトリー外で食べ物を食べることがとても苦手なわけで、そういう場所では食べ物を受け付けないんです、ええ。自宅での僕の食事量が普通の人の70%としたら、外でのそれは20%に落ちます。小学中学のころなにが一番嫌だったかって給食の存在。あれがなかったら小中学時代はダークブラックからパッションブラックぐらいには明るくなっていたはず(けど、その天敵である給食の献立を考えていた人物の息子が僕の数少ない友達の一人であるのはなんともねぇ)。緊張すると僕の胃は何も受け付けなくなるの。2万円の飲み物なんて飲んだ日にゃ、気持ち悪くなってしまいますし、って関係ないか。彼は家に呼ばれていっても食べなかったとか。僕もえらくなりたいなぁ〜。あと、彼はお酒も飲まなかったようです。自粛していたというわけではなく、体が受け付けなかったようですね。
あと、いつでも寝たいときに寝ていたらしい。移動時間も。とにかく無理をしない。服装関係では、冬なんかすっごく厚着していたようです。
目標とするべき二つ目。容貌。
―アウグストゥスはまれなる美貌の持ち主であった。そして、その魅力を生涯にわたって持ち続けた。彼の顔には話をしている時も沈黙しているときも、無限の静けさと落ちつきが漂うのだった―
たかが容貌、そんなん気にすんなということなかれ。リンカーンも「40を過ぎたら自分の顔に責任を持て」と言っているが、若いころの顔は遺伝的なものによる影響が大きいが、大人になってくるにつれて、顔はその人の生き方による影響がだんだん無視できなくなってくるのではないだろうか。もちろん美貌を目指せるわけではないし、また、目指す必要はないと思う。僕は俗にいう、イイ顔になれればなって思います。ま、それも前途多難だけどね。
目標とすべき点の3つ目。みんなを騙し続けて共和制から帝政へと変えていけた思慮深さ(?)。
あ、コリャきつい。説明に窮するわ。というわけでまた来週〜