三刀屋、木次
評価の意味がわかりませんが書いたときの気分はそうだったのでしょう。2004/7/22
三刀屋深谷荘 300円 まずこの値段はもう少し高くてもよいという提案をしてみたい。値段にうるさい評価者としては異例な提言だが、ここは安くても来ない人は来ないし、来る人は高くても来るであろうという予測からはじき出された、責任なき提言である。何せここは国道54号から、車が一台しか通れない道が随所にある道を3.5キロぐらい山道を登ったところにあるのでありんす。僕は二回目だが、ここの売り物はいい。風呂の備品はお気に入りの炭檜石鹸。湯船は3人ぐらいが入るのにちょうどよさげ。体洗う場所は3箇所。泉質はカルシュウム硫酸塩水。飲んだ感じはカルシウムと鉄と硫黄の味がする気が。湯の温度が少々低い気がしたが、まあいいんじゃないっすか。ちなみに、僕が来た二回とも他のお客さんには一人もあっていない。すなわちゆるりとのびのびとはいれるわけ。上がった後は無料の漬物を食べつつ茶を飲むもよし、入る前に頼んでおいたそばを食すもよし、さまざまな楽しみ方が出来る温泉と感じた。なお外には温泉が垂れ流しにながしてあるので、無料でもらえる入れ物に温泉をいれて家の風呂に足すのもよいのかな?
評価=80点
2/1 ここがホームスパだという運転主任は道を間違えた。風呂は他に人がいるととっても苦痛。
9月編 いのしし鍋が無料で振舞われるためにのこのこ行くことに。親は「たくさん人がいるでぇ」、とか言っていたが、あんなところに行く人は限りなく少ないために混雑することはないだろうと踏んで、サツマイモを掘った後、行った。んで、着いてみると意外なほど車が止まっていて、やばいかも、と思ったが、風呂に入ってみると、二人しか入っていなくて、着替えている隙に一人上がり、体を洗っているうちに最後の1人も上がった。やっぱりそういうところなんですよ、ここは。
上がってからいのしし鍋をいただいたけどとてもおいしかった。ので、もう一杯食べた。食器を返しにいったら、「もう一杯どうですか(現地の人は出雲弁に訳して読まれたし)」と言われたけど、食べたかったけどさすがによした。
10月編 友人と。建物の軒下に陳列されている商品の中の「薪一束150円」に心を奪われた。入浴後座敷でまた漬物を食べまくりながらお茶を飲んだ。いやはや枯れた人間だ。
木次、吉田の湯村温泉 入浴料=共同浴場、清嵐荘ともに三百円
共同浴場 家から15分くらいで来られるため行きつけの温泉。314号線を斐伊川に沿って上っていったところ。景色は山、川、空。季節ごとにカジカ蛙の声、蛍の光、窓の雪、紅葉などを楽しむことができる。
国道沿いには国民宿舎清嵐荘があるが、泉質で選ぶなら、川を渡ったところの共同浴場がおすすめ。ええ、ぜったい。
入り口付近には無料で浸かれる足湯がある。売店には少量ながらも、焼きさば、木次牛乳、漬物等の渋い商品が並んでいる。浴室内の体を洗う場所では常に一定量の湯量で大きい桶にお湯が流れ込んでおり、それを手桶で掬って使う、というように体を洗うお湯さえも温泉という贅沢さ。これはポイントが僕としてはかなり高い。大きな桶から溢れたお湯は浴槽に注ぎ込まれる。シャワーはないけど、たまにはいいんじゃない?こんなに贅沢で300円と東京の銭湯より安いなんて良い。
湯温も良。屋内の風呂は温かく、露天風呂はぬるい。ゆっくり入りたいときには露天、あったまりたい時には屋内、という使い方もできる。なお、浴槽は屋内、露天ともにやや水かさが高くなっており、僕の場合、浴槽の底で体育座りをすると、下唇の真ん中辺りまでお湯が来てしまう。大人しく座るようになっている場所に座るか、寝そべれるポイントを探し出し、寝そべったりしないと落ち着かない。
泉質も良。湯上り後には肌がすべすべつるつるする気配がするする。僕のギャグが時々すべるのはここの温泉のせいに間違いない、って、長井秀和に似ているって言われるけど、そうなんでしょうか?なお、ここの温泉は飲むことができる。飲むと胃腸の活動を活発にし、その他内臓も良くなったりなんかしちゃう、と聞いた気がする、と思いながら飲むと体に効いた気がする。大量に持ち帰る場合は番台に言ってくださいと書いてあり、その通りに番台に言うと、上にある旅館に行ってくださいと言われ、その通りに行くと、蛇口の鍵を貸してくれる。それを道路端にある温泉の出る蛇口に使い、持ってきたペットボトルにお湯を詰め、鍵を返し、帰途につくよろし。お湯の味はかすかに温泉っぽい味がするけど、くせがなく飲みやすい。「くせがあり、一般ピーポーと違いますね」と言われた僕とは大違い。
総合評価=川本真琴。
12/31改訂版
改めての評価としては、副クラブ長が、朝の為か湯がぬるく、体を洗うところが狭いのと、床が石であるため足の裏のつぼが刺激されて痛くて良くない(不健康の賜物ではなかろうか)というところから、あまり良くなかった。お湯が少しぬるかったことは確かかもしれないが、しかし私は何もかまっていない川縁からも温泉が湧いている自然な感じと、少し不便だが体を洗うのにも温泉使い放題300円というところ、対岸からなら女風呂が覗けるのではないかという期待感から評価をストロングバイからバイに引き下げるにとどめておきたい。実際ぬるいと言っても、温泉に浸かってから、露天風呂に移動する時に立ちくらみに襲われてしまったから、そんなにぬるいこともない気がする。
再評価=髪を金髪にした川本真琴
清嵐荘 売店はこれまたしょうゆ等いいものがある。小学の頃おじいさんやおばあさんやおにいちゃんとで来た時に、一粒で二度美味しいという触れ込みのお菓子をかってもらったのを覚えている。レモンスカッシュもそのとき飲んだがあれ以来飲んだことがない。
風呂 かなりしっかりとした露天風呂。湯の出口にはコップが置いてあり飲めといわんばかりである。飲んだ感想は特に覚えていない。泉質は共同浴場と同じ。体を洗うところは一般的なスタイル。顔を引き締める効果があるという洗顔が置いてあった(評価者は備品にうるさい)。最近新しくなったので、新しいところが好きな人は良いんじゃなかろうか。
評価=松浦亜弥
木次湯ったり館。 500円。 血圧計、健康度測定器あり。プールやサンワーク木次では運動器具があり、運動した後に汗を流したり、温泉につかり疲れを癒すのもおつなものではなかりょうか。男湯と女湯か定期的に変わるのがすばらしい。泉質は普通っぽいけど、なんとなく硫黄の臭いと言うか、汗臭いような湯である。しかしアルカリ性の温泉。詳しく言うと、無色透明無味無臭アルカリ性単純温泉。ph9.55。色も匂いも味も何もない単純極まりない温泉のよう。しかし、phが9.55はすこぶる高い気がする。露天風呂は少々歩かないといけないが、屋上で星空を眺めたり、雪化粧をした山々を見て心を洗い流すのもまたリラックス効果があるのではないでしょうか。明るく広いサウナは好感が持てる。また地下数百メートルからくみ出した地下水の水風呂はサウナで火照った体に心地よく、また飲んでも渇いたのどを潤すのによい。(地元なものでほめすぎ)。他の同じような施設と比べても良い気がする。
評価=長靴をはいたネコ