広島遠征2
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1.はじめに
文字にすることで自分の気持ちを客観化し、それを封印していく企画第二段(うそ)
1.2本当に始まる前に
%$#’だった人の顔を思い浮かべると、ほとんどが笑顔だったように思える。それだけで負けたな、って感じ。ということを、車で走行中に見た「ツン」とした、ちょっと不機嫌そうな顔をした女性を見たときに思った。で、%&#’だった人には、「ツン」とした顔をされたらされたで「いいなあ」と思ってしまうだろうと妄想は加速する。
(また、これまた車で走行中に、自衛隊の車が走っているのを見て、「うわっ、ものものしいなあ」と、ちょっとした嫌な感情がわいたけれど、思えば、自衛隊やアメリカ軍のような防衛するものがあってこそ平和があるのに、それを嫌なものとして感じてしまう自分にやばさを感じた。)
ぜんぜん「はじめに」じゃないし。要はまた温泉博士ツアーの広島編です。
2.安芸高田市
神楽門前湯治村
(ちなみに僕は東京で神楽坂の近くにも住んでいた)
ここ安芸高田市は!$#$町を含む、周辺の町村が合併したところらしい。もう合併が近くでも行われていることを知る。後から気づいたけれど、54号線にもここの看板がたってます。
県道から小高い山のほうへ向かって入って行き、頂上に施設はあった。(ちなみに、今使われているのかわからないが、上り坂から見えた、!$#$町の役場のカーテンは意識したのかどうか、!$#$色だった。)
温泉施設にしてはものすごい量の車が違法合法さまざまに駐車されていて、日曜日は温泉施設はどこもこんなものなのかと感じながら裏口から施設に入って行く。すると、ここは温泉施設だけのところではなく、神楽門前湯治村という名前の通り、神楽を観覧するところや、それ関連の絵、お面、または縁日広場やみやげ物屋、田舎料理屋など、面白そうなものが集まったものだった。面白そうとか言いつつ、みやげ物等はほとんど見ず、温泉に浸かって帰っただけだったりする。ゆっくり遊んでいっても楽しいかもしれないが、それどころではない。温泉に入らねば。
今日ここへ来ようと思ったのはここがラドン泉だから(言い切り)。といっても、こういうたくさんの人たち向けの施設ではどうしても薄めたり、塩素を加えたりしているので、それほど期待をしていなかった。嫌なやつと呼んでください。
浴場に入ると、体を洗うところが埋まっていたので、てけとーにお湯をかぶってから、二階へ上がり、香の湯というものから入ってみる。施設は新しいけど、なぜかめちゃくちゃ年季の入ったような木が使われている浴槽に、なんだかよくわからない匂いのするお湯が入っていた。二階には他に、露天ジャグジー、ミストサウナ、水風呂、アタック25を流すテレビが置いてあった。で、一階に戻り、露天風呂のほうへ行くと、小さなお子様にそこら辺にある水をぶっかけられつつ、親に謝りもされないまま風呂に浸かる。ほんとうにどうでもいいと思うのだが、塩素の匂いがすると少し気が抜ける。しかし結構成分はあるようで、石に結晶がくっついていた。湯船に飛び込む子供を止めるでもなく一緒にいる鬼を尻目に、体感的には10分くらいで浴室を後にする。
せっかくの!$#$町の温泉なのに、少しくブルーになりながら駐車場に歩いていってたら、老人と、年のころは20後半くらいの孫娘(最近このシチュエーションつづくな)が先を歩いていて、その会話を聞くともなく聞いた。
老「あ〜、気持ちいいねえ」
孫「…」(あたたかい肯定を示す無言)
老「本当にいいお湯だった」
孫「そうだね」
という会話を聞いて、さすが!$#$町だな(なにが!?)と清々しい気持ちで町を後にできた。
評価 50点?
3.甲山町
アクアハウス
今高野
途中峠で赤いスポーツカーとバトルを繰り広げつつ甲山町へ。タイヤが焦げるような匂いがしたが、気のせいだっただろうか。
以前友達と福山、尾道に行くときに良く通った184号線から少し入ったところに施設はある。トルマリン温泉という言葉に魅力を感じていたけれど、いかんせん人工の温泉に1000円は高すぎるのではないかということで、ずっと行ってなかった。それが温泉博士のおかげで、ついに気になっていたトルマリン風呂につかることに。サンキュー。
無料で入るって言うのに受付ではえらく親切に取り扱われる。また、タオル、バスタオルまで普通に借りた。なんか悪いような気がした、僕のようなものが生きていて良いのだろうかと…。
浴室に入ってみると、良い値段がする代わりにたくさんの風呂があった。メインのトルマリン温泉の他、薬草風呂の弘寿湯と慈源湯、あとはハーブ湯、打たせ湯、露天風呂、薬草ミストサウナ、遠赤外線サウナがあった。
トルマリン風呂はトルマリンってだけで、なんだか「良し良し」、という気になる。循環して使っていることが絵にして大々的に説明してあったので良く分かった。潔いではないか。
露天風呂で泉質を見ると、放射線も含まれている温泉のようで、「良し良し度」はさらに上がった。
ハーブ湯は、今日は伊香保温泉をイメージした温泉らしいが、高麗ニンジンの香りがかなりした。ちなみに現在、全国湯めぐり企画をしていて、全国の15の温泉をイメージした入浴剤を日替わりで使っていて、全部に入ったら温泉マスターだとかの称号がもらえるらしい。はじめ見たときは日本中を実際に回る企画なのかと思い、びっくりした。
薬草風呂は、ピリピリすると書いてあったが、体の風呂につかる部分で、一番弱いようなところに集中的にピリピリと来るようだ。ある意味たってられないかもしれない。
で、こういうところにはサウナがあるけど、全面的に入る気がしない。ただ、宍道の大森の湯のサウナには入る。オノコゴコロは複雑なのでおじゃる。
軽く全部を巡ってから上がると、お湯に浸かっていたからだけではない暖かさが感じられた。天然温泉だけがいいって物でもないなっと感じた。徹底的に人工に徹したのが、ここ天然トルマリン温泉なのだと感じた。
温泉博士だけでお金を使わないのが悪いなと感じたので尾道ラーメンを買って帰った。尾道ラーメン好きだ〜。いろんな意味で。
評価 80点
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