カミングアウト
付き合うことになって次の次の日、2月7日の夕方、事務室内には専務とアネ様(この呼び方もいいかげんなぁ〜)と僕がいる状態。2人でいつ両親に付き合うことになったことを話すかという話をしていて、午前中突拍子も無く伝えられようとされたけれどやめられた、ということもあったのだけれど、夕方の実際のカミングアウトも突拍子がなかった。
専務が机の上にある、僕がアネ様に渡した香水のサンプルボトルを手にとって、
専「さっちゃん、これなんだかね?」
アネ「あ、それ?香水。彼氏にもらったの」(←突拍子がないでしょ?なに言ってんのって思いました)
専「ふうん」
僕「(反応薄!うちの祖母といい、もっと食いついてきてよ)え、彼氏いたんですか?」(←そして白々しい)
アネ「お母さん、私、フジハラさんと付き合うことになったんだけど」
専「はあ?」
僕(うわ、言っちゃった)
このあと、アネ様には僕はもったいないとか、泊まりに行ったりするのは婚約してからだとかと言う話をされる。婚約っすか〜?当分泊まりあうのはムリかなぁ〜と思った。まあ、フジハラさんの親にも聞いてみなさいって言われる。話はそれからだと。
で、家に帰ってから
「付き合っている男女がお互いの家に泊まることについてのあなたの意見をお聞かせ願いたい」
と聞くと、
「悪くは無いけど、良くも無いね。そういうことをするのは婚約してからだ。その年になって遊びで付き合うのはないだろ。もっと先のことを考えな」
と、専務と同じようなことを言われる。家に行ったときの反応(2人で飲もうかと思いきや一緒に座って飲み始める)も同じだし、泊まることについての反応も同じなので、ウチの親と、アネ様の母上様は気が合うんじゃないだろうか?
と言ったところで報告のメールを入れる。
―あなたは私のことを良く分からないと言われます。そうだろうな、分かってないだろうなって思います。だって、こんなに好きなことをわかっていらっしゃらないのですから―
こんばんは。今日の日中言いたいけど言えなかった事をうまくまとめると上記のようになります。
あと、親に付き合っている男女がお互いに泊まりあうことについて聞いたところ、「良くも悪くもない」とさ。けど、その年齢なら婚約…以下同文。まとめると、悪くないってことで。
そしてしばらくしてから電話がかかってくる。
社長にも話されたみたいだけれど、歓迎ムードだったらしい。あと、やっと気づいたか、とも言われたよう。で、泊まりに行き合うことはOKだそう。やったね。金曜日泊まりに来るような話をする。あとはマイマザー次第。
電話が終わったあとに、前日に話しかけてやめた話題について、メールにて説明する。
“好きですってば”
「今週末会わないことにしますか。毎日会ってて飽きられると嫌だし」(後半はgood!)と聞いた時に思ったのは、アンナ・カレーニナっていうロシアの小説。読んでにゃいけど、あらすじを塩野さんのエッセイで読みました。
ヒロインのアンナ・カレーニナは年の離れた貴族と舞踏会かなんかで知り合って恋に落ちるんだけれど、その貴族がアンナに「今から1年会わずにいて、それでもこの愛が続いているのなら一緒になろう」という提案をするんです。
じゃあ週末@年会わずに過ごす計画たてましょうか??
でもマジ飽きられたらって思いますよ〜!
毎日A会うし週末も同じ顔みて飽きないかなあって…私は仕事中でも抱き付きたいくらいですけど…!
“口で言うのが照れくさいくらいに”
はじめのころは我慢できていたけれど、しばらくするとアンナは好きなのに会えないという状況に耐え切れなくなって、さまざまな奇行をするようになる。それで結局その貴族は見捨てる、みたいな話だったような?塩野さんは、「この貴族が若いアンナのほとばしり出るような相手に対する熱情に気づいていれば、こんな酷な提案をすることはなく、アンナも不幸な結末を迎えることはなかったのに」、ということを言ってます。
“なんちゃって(オイ!)”
そりゃ僕だって抱きつきたいくらいですよ。仕事中に会っていても、好きなことできないから、会わないほうが気が楽なくらいではないかと思います。
で、何が言いたいかって、僕はアネ様と毎日会っていても飽きるって事はないでしょうし、会わなかったらかえって気が狂う(これ以上かよ!)ほどに熱情を抱いているんですよ、ってこと。だからそんな今週会わないことにしますかっていう提案はよしこさん、ということを言いたかったけど、長いしまとまらないので、しゃべるのは辞めました。
なんちゃって!かよ?ぅ〜ん分らんっ(笑)まっあたしの方が修よりLoveってことでいいね?(**≧▽≦)まぢヤキモチやきの小心者なので毎日ハラAしてますよΣ( ̄ε ̄;|||・・・
今週金曜日は楽しみにしてます(いろAなこと♪)