2004年家族旅行
ああ憧れの福井県
〜川本真琴生誕地探訪

毎年初夏に行っている家族旅行。今回は兄の車のR2で福(川本)井まで。去年は母の車で、今年は兄の車だから、来年は僕のヴィヴィオで行くことになるのだろう。

出発

木次インターから高速にのり、米子道(蒜山S.Aで会費1万円を取られ、お小遣いが雀の涙に)、中国道、舞鶴道、国道27号、北陸自動車道、国道、永平寺道路を通り、永平寺到着。

永平寺

親が行きたいから行く。スポンサーには逆らえない。行く途中に、永平寺にはすでに2回来ていると聞かされ、だったら来るな、という突っ込みを入れたかった。しかし相手は「永平寺には一生のうちに3回行くもので、一回は父、一回は母、もう一回は自分のため」という理論武装をしていた。

永平寺は大きかったです。写経もしました。修行僧の撮影はお断りです。門前町のおみやげ物やには、ゴマ豆腐やらの面白みに欠けるようなものばかりの気が。もっといろいろ探せば良かったかもしれないけど、時間がなかった。

那多寺

つく途中で給油したガソリンスタンドでは福井弁を聞けたようで、高橋愛ファンの兄(ロリコン)ははしゃいでいた。その時はなんとも思わなかったが、そういえば僕(生コン)の大好きな川本は福井弁がでてないなと思う。

ここへは、これまた親が行きたがっていたので行ったが、考え違いをしていたようで、ついたときにはもう寺は閉まっていた。

芦原温泉

6時ごろ到着?泊まるところは「つるや」というとこ。1週間前くらいの日経新聞の「新・日本百名泉」に載っていたところ。ここも親が決めたが、この選択は間違っていなかった。

ついてすぐ、湯巡りに出かける。当然一人。19ヶ所ある旅館の中から7ヶ所の旅館の温泉に入ると雪駄とタオルがもらえる、という企画を芦原温泉開湯120周年企画でやっているのだ。が、すべての旅館の湯巡り客用の利用時間は9時まで。今は6時で、メシの時間を入れると2時間くらいの間に入りきらないといけない計算になる。(今考えると余裕な気がするけれど、その時はかなり浮き足立っていた。)玄関から草履を借りていざ湯巡りへ

1.八木

まず、僕が泊まりたかった旅館の「八木」へ行く。建物に入ると、係の人が待っていて、案内をしてくれる。HPでは循環させた風呂と掛け流し風呂の2種類の浴場があるとしてあった気がするが、どうやら湯巡り客へは循環のほうをあてがっているようだった。悔しい

2.みのや泰平閣

なぜ選んだのか良くわからないが、建物が立派だったからのような気がする。八木の旅館から結構距離があり、あわてて走って向かったら草履の鼻緒で足の皮がむけた。特に感想はなし。

二つの旅館を巡るともう食事の時間になったのでまたもや走る。

食事は予約のときに「量は少ないけれど質が良く、お値段変らず」コースを頼んでいたが、それどおりの食事が出ていた。僕は温泉が気になり食事どころではなかったため、他の2人よりもさっさと前菜など、はじめから食卓に並んでいる料理を食いつくし、メインディッシュなどの後から来る料理を今か今かと待っている、パッと見には、ものすごくおなかがすいている腕白少年のていをなしていた。若狭牛のステーキが出されるとすぐさまがっつき、3口くらいで自分用を食いつくし、料理を最後まで待つことなく出かける準備をしつつ、親の残しているステーキを平らげ(ここら辺まで人格が違うな)、いざ湯巡りへ。

3.べにや

つるやの人の推薦により決める。浴槽は狭く、いかにも源泉掛け流しっぽく、実際そうであった気がする。流れ込む温泉を飲むためのコップも置かれていたので湯を飲んでみたら、皆生温泉とおなじような味、濃ゆさだった。満足した。

4.はいや松風園

浴槽に使われている石がきれいだった。フロントの人にどういう石か聞いたけどわからないそうだ。ここも温泉が飲めるようになっていたけど、べにやよりも薄かった。

5.角惣

ここも狭くいい感じ。しかしものすごく湯が熱かった。案内してくれた人はそれが本物の証拠ですよ、と言われたが、偽物でもちょうどいいお湯に浸かりたかった。しかし実際源泉をそのまま使っているのだろうと思われる。ここも濃かった。露天風呂ではお湯から立ち上る湯気がとてもきれいだった。次に清風荘に行く旨を伝えると、あそこは温泉じゃないと言われ、行くところを帰る。

6.仁泉

建物が古そうだったので。
時間が遅かったためか、ここでは浴場の場所を案内されなかった。ので、迷ったのち、混浴のお風呂にたどり着き、入る。全面的に何か変なにおいがした。ブルーになった。

仁泉からでると、9時だった。直接旅館に帰るのは芸がないので芸者会館の前を通ったり、温泉発祥の地(猫の溜まり場)に寄りながら帰った。

部屋に帰って、ご飯、汁、デザート、2人の飲み残しの酒を平らげてつるやの風呂へ

7.つるや

ここが一番良かった。八木の泊り客専用の風呂に入ってみたらどうかわからないけど、入った中では一番だったような。時間がたっぷりあるための精神的余裕のためかもしれない。

大体この旅館や八木、角惣、べにやあたりが源泉がたくさんあるところのようで、たしかにそれらの風呂は良かった気がする。

つるやは露天風呂が広く、寝風呂や、一人用の、狭いが純粋に温泉だけを使った風呂など、工夫が凝らしてあるものがあった。調子に乗って何杯も温泉を飲んだ。

風呂から出ても旅館の敷地内にある飲泉場を巡り飲みつくした。

睡眠

6:30起床、つるやの風呂に入って、出て7:00

8.あわらグランドホテル

朝からあいているのはここしかなかったので入る。朝だったためか意外と良かった。アメニティも面白いものがあり良かった。

以上で温泉周り終了。大満足。

朝飯

これまたおいしいものが多く、ご飯が足りないくらいだった。温泉カレイというのがおいしかった。

東尋坊

自殺の名所。日御碕をおっきくした様な所だった。

瀧谷寺
(たきだんじ)

大瀧詠一ファンとして、また、龍頭ヶ滝(%&@*)好きとして、瀧が入っている寺をはずすわけにはいかないでしょう。というのではなく、親が行きたいといったのでいった。スポンサーには逆らえません。きんぎん草が固まって生えていたのが印象深い。てんぷらにしたかった。

越前海岸

CDで大瀧詠一の五月雨をかけたらえらく兄がうけていた。滝があったので5枚くらい写真をとる。

兵庫の名塩S.A

なぜかここでお土産を買う。

帰宅