3/20 淀江、奥津、湯原

岡山の友達の家に行こうってことでどうせ行くんだったら行く途中の温泉にどんどん入っていこうと思い、温泉博士で無料で入れるところを探しながら行きました。1時ごろに最初に皆生温泉に入ろうと思ったけれども、入浴時間が3時からだったのでパスして、淀江のゆめ温泉へ。

 

淀江ゆめ温泉

ここは一般受けしそうな清潔なところで、露天風呂、サウナ等もあり、マッサージ室、休憩室、リラックスルームなど入浴後のサービスもいい感じ。休憩室にはマンガの山口六平太があり大満足。風呂はかけ流しのようで、こういう温泉にしてはかなり気合が入っているなあと感じました。露天風呂も良くあるただ外にあるだけの眺めが悪く圧迫感があるものではなく、いい感じです。ただし700円を払ってはいるかどうかは微妙ですね。温泉施設の隣には地域の特産品を売っているところがあり、どうもこの辺はどんぐりを売りにしているようだとわかりました。どんぐり入りのクリームパンを昼飯代わりに食べたのですが、香ばしくておいしかったです。

 

途中三朝の楽市楽座の自販機に、150円の350mlのホットの缶飲料があったので驚いて購入。ここにはブロック状のしいたけの菌が繁殖している塊や熊笹の粉末も売られていた。侮りがたいところだと感じた。うーん、熊笹の粉末は買っておけば良かったのかも。人形峠にはまだ雪が残ってました。

 

奥津温泉

花美人の里

ここは入浴施設でありながら6時まで閉館のよう、どうなってるのと。まあ町営だからなんでもありかも。アメリカンジャグジーはなにやら汗臭かったし、花の湯というのがあったけど、これはお湯にこの町で作っている花がうわっている鉢が一つだけ浮かべてあるものだった。どないせいっちゅうんや、と思ったけど、まあただだからいっかと思った。休憩室で新聞を読んでいると、「すっごいいいお湯だったわねぇ〜もうつるつるよ」と中年女性の声がしてきた。実はいいお湯だったのかもしれないが、本日二回目の風呂となると判定がきびしい。

 

んで、ついでにもう一軒奥津温泉で無料で入れるところがあったので入りました。

 

河鹿園

ここは普通の旅館の風呂に入らせてもらうような感じでした。温泉博士を見せて「この廊下をずっといって、あの3段の階段を上がってすぐ左のところが男性用です」と言われ、4段の階段を上がって男性用浴室へ。温泉博士の写真が僕にそう思わせたのか、なんとなく露天風呂があるような気がしていたんだけど、なんのひねりもない直球ど真ん中ストレートの室内風呂一つ。体を洗う場所2ヶ所という実に漢らしい(?)ところでした。備え付けのシャンプーには「髪」じゃなくて「頭」と書いてあるシールかなにかが貼ってあり、実に潔い(?)感じがした。で、体を洗うところが2ヶ所なんだけど、シャンプー、ボディーソープ、いす、たらいは8人ようは会ったような気がする。なんで?

で、こういうところはまず間違いなく泉質がいいだろうと思ったわけですが、案の定よさげな感じ。入っているとアルカリ性の温泉のようで、体がぬるぬるしてきました。また、これは温泉のものかどうかは良く分からなかったのですが、入っていると体に泡がついてきました。んで、せっかくだからと休憩しながら何回も入って上がったら、かなり手首の痛みがひいてとてもいい感じ。

で、帰るときに女将さんと思われる人と、温泉博士やここのお風呂のお湯の管理についてちょっとお話をしました。聞くところによると、ひと月で温泉博士での利用者は30人と言われ、これは結構多い思っておられる感じでした。来た人の温泉博士の購入先を聞いことがあるそうでしたが、僕と同じでポプラで買ったようでした。やはりポプラでしか売っていないのでしょうか?そうでもないような記事が雑誌内にあったのでそうでもないのだろうけど。次に、無料で入らせてもらっているのだけれど、出版社とのお金の動きはどうなっているのですか?という質問をしたら、お金のやり取りはないと。温泉施設としては温泉手形の欄に載ることが広告になり、出版社側はそれを目当てに買う人がいるから売れて儲かるというような感じかしらん。なお、奥津温泉でも奥津温泉の旅館の風呂を3軒巡ることができる手形を1000円で販売しているようでした。で、ここのお湯の管理について聞いたら、この旅館のお湯はかけ流しで、循環はさせてなくて、3℃だけ加熱しているようで、専門家の話では3℃の加熱は泉質への影響はないそう。そういえば、浴槽から普通ではない量のお湯が排水溝へ流れていて、その流れていくところがかなり幅広にへっこんでいるように設計されていて、ものすごいやる気を感じました。こういうところに出会うと本当にうれしくなってきますね。女将さんもいい人だったので機会があればまた来ようと思い、手首が治りました、ありがとうございます、と捨て台詞を残し車へ。

 

で、泊まる予定だった友人へ電話すると岡山市にいるようで泊まるのは無理だと。で、湯原の温泉へ入って帰ろうと思い、山道を通ったのですが、とんでもない山道で、竹が道に倒れてたり、石がごろごろあったりというような道で、一台の車ともすれ違わないまま20キロくらい走行しました。で、湯原に到着すると、ものすごい駐車場の埋まり具合。

 

湯原温泉 湯厨や藤兵衛

というところへ温泉博士を持って入ろうとしたら、信じられないことに門前払い。雑誌には全然書いていないけど、どうも忙しいときには入れてくれないようで。だったら平日のみって書いてもらっとけや、ゴラァ。ってな感じで、「あ〜、そうですかぁ〜、忙しくてよかったですねぇ」と満面の笑みを湛えて、元から無料の砂湯へ

 

湯原温泉 砂湯

えー、もう三回目なんですが、またきちゃいました。

やっぱ混浴は昼間がいいなあと思った次第。ていうかロッカーが埋まるほど人が来てらしたのですが、女性は少ないですね。合コンの話で盛り上がる若者たちやタバコを吸いながら入ってきたおじさん、男性が着替えるところは見慣れてると、男性の脱衣場のほうを見ながら話している女性たちが印象的でした。

戻リンス